「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
メールフォームプラグインV1.20(その9・自動返信)
メールフォームプラグインでは、フォームからメールが送信されたときに、その人に対して自動返信のメールを送る機能もあります。
今日はその使い方を解説します。
2007年2月3日
MTMailBodyContainerタグの記述が抜けていたので追加しました。
1.自動返信メールのテンプレート・モジュールの作成
まず、自動返信メールの文面のテンプレートを作ります。
テンプレート・モジュールを新規作成し、「モジュールの内容」の欄に、返信文の文面を入力します。
また、テンプレート・モジュールの名前は、自由に決めていただくことができます。
返信文の文面の中で、MTMailPreview系のタグを使うこともできます。
ただし、その場合はメールの文面をMTMailBodyContainerタグで囲みます。
例えば、文面を以下のようにすると、MTMailPreviewAuthorタグの部分が、メールを送信した人の名前に置き換わることになります。
<MTMailBodyContainer> <$MTMailPreviewAuthor$>様 メールをお送りいただきありがとうございました。 </MTMailBodyContainer>
2.自動返信を行う
次に、自動返信を行うために、メールフォーム/送信前確認/送信エラーの各テンプレートのフォーム部分に、以下のタグを追加します。
<input type="hidden" name="mail_reply_send" value="1" /> <input type="hidden" name="mail_reply_subject" value="自動返信メールのタイトル" /> <input type="hidden" name="mail_reply_template" value="自動返信メールのテンプレート・モジュールの名前" />
例えば、自動返信メールのタイトルを、「メールをありがとうございました」にしたいとします。
また、自動返信メールのテンプレート・モジュールに、「mail_reply」という名前をつけたとします。
その場合、以下のようにタグを入れます。
<input type="hidden" name="mail_reply_send" value="1" /> <input type="hidden" name="mail_reply_subject" value="メールをありがとうございました" /> <input type="hidden" name="mail_reply_template" value="mail_reply" />
また、プラグインの設定で、自動返信メールの送信元メールアドレスも指定します(こちらのエントリーを参照してください)。
3.前後のエントリー
メールフォームプラグインは解説が長いので、エントリーを複数に分けています。
前後のエントリーは以下のリンクで参照することができます。
前のエントリー(その8・入力エラーのチェック)
次のエントリー(その10・メール本文のカスタマイズ)
また、サイドバーの「関連するエントリー」の箇所に、メールフォーム関連のエントリーの一覧が表示されていますので、そちらもご利用ください。