「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
MT4i v2.11でカテゴリーの並べ替えを行う
先日、Movable Typeを携帯電話に対応させる「MT4i」がバージョンアップして、v2.11になりました。
ただ、MT4iでは、拙作の「カテゴリーの並べ替え」のプラグインは動作せず、そのままではカテゴリー名の前の連番等が表示されます。
MT4i 2.1β5の時に、この問題を解決する方法を紹介しましたが、MT4i v2.11でも同じ方法で連番等をカットすることができます。
ただし、書き換える行の位置が変わっていますので、MT4i v2.11での書き換え方を解説します。
カテゴリー選択部分の修正
まず、mt4i.cgiの中で、カテゴリー選択を行う部分を修正します。
カテゴリー並べ替えプラグイン旧版をお使いの方は、以下の箇所で赤字の行を追加します。
なお、「substr $label, x」の「x」の部分には、カテゴリー名の先頭から切り取る文字数を指定します。
・3650行目付近
if ($cfg{CatDescReplace} eq "yes"){ $label = &conv_euc_z2h($category->{column_values}->{description}); $label = substr $label, x; # カテゴリ名ぶった切り if ($cfg{LenCutCat} > 0) {
・3660行目付近
if ($cfg{CatDescReplace} eq "yes"){ $label = &conv_euc_z2h($category->{column_values}->{label}); $label = substr $label, x; # カテゴリ名ぶった切り if ($cfg{LenCutCat} > 0) {
カテゴリー並べ替えプラグインの新版をお使いの方は、以下の箇所で赤字の行を追加します。
なお、区切りの文字として「|」以外を使っている方は、「quotemeta("|")」の部分の「|」を書き換えてください。
・3650行目付近
if ($cfg{CatDescReplace} eq "yes"){ $label = &conv_euc_z2h($category->{column_values}->{description}); my @label_tmp = split quotemeta("|"), $label; $label = $label_tmp[2]; # カテゴリ名ぶった切り if ($cfg{LenCutCat} > 0) {
・3660行目付近
if ($cfg{CatDescReplace} eq "yes"){ $label = &conv_euc_z2h($category->{column_values}->{label}); my @label_tmp = split quotemeta("|"), $label; $label = $label_tmp[2]; # カテゴリ名ぶった切り if ($cfg{LenCutCat} > 0) {
エントリーのタイトル部分の修正
個々のエントリーを表示する際に、エントリーのタイトルの後にカテゴリー名を付けて表示することもできます。
その設定をオンにする場合は、mt4i.cgiの820行目付近に、以下の赤字の行を追加してください。
なお、「x」および「|」については、前述の書き換えと同じようにします。
・旧版のプラグインをお使いの場合
if ($cfg{IndividualCatLabelDisp} eq 'yes') { my $cat_label = &check_category($entry); $cat_label = substr $cat_label, x; $data .= "[$cat_label]"; }
・新版のプラグインをお使いの場合
if ($cfg{IndividualCatLabelDisp} eq 'yes') { my $cat_label = &check_category($entry); my @cl_tmp = split quotemeta("|"), $cat_label; $cat_label = @cl_tmp[2]; $data .= "[$cat_label]"; }