エントリーの関連付けを行うプラグイン・MT3.2以降用改良版(その1)

拙著の「ブログ簡単パワーアップMovable Typeスーパーカスタマイズテクニック」の中で、「エントリーの関連付け」というプラグインを紹介しています。
このプラグインは、エントリーどうしを関連付けて、それぞれのエントリーに、関連するエントリーの一覧を表示できるようにするものです。
当方のBlogでも、個々のエントリーのアーカイブページに関連するエントリーを表示するのに使っています。

このプラグインには、これまで以下のような要望がありました。

  • 同一のMTで管理している他のBlogのエントリーも、関連付けを設定できるようにして欲しい
  • 上のようにして関連付けたエントリーを、Blogごとにまとめて出力できるようにして欲しい

そこで、上記の点を改良するとともに、ユーザーインターフェースもMT3.2的に改良しました。
このプラグインの利用手順を数日に分けて紹介します。
今日はインストールの手順です。

1.旧版の削除

拙著で公開している旧版のプラグインをお使いの方は、まずそれを削除します。
MTのディレクトリの中にある以下のファイルを削除します。

mt-related-entries.cgi
plugins/RelatedEntries.pl
extlib/FJ/RelatedEntries.pm
extlib/FJ/RelatedEntriesSub.pm
tmpl/rel_entries.tmpl

2.ダウンロードとインストール

以下のリンクをクリックすると、プラグインをダウンロードすることができます。

RelatedEntries_1_14.zip

プラグインの継続的な開発やサポートのために、プラグインをご利用された方は、ドネーション(寄付)を行っていただけると幸いです。
ドネーションの方法は、こちらのページをご参照ください。

また、このプラグインの他にも、いくつかのプラグインを配布しています。
配布中のプラグインは、Movable Type Plugin Directoryのページをご参照ください。

Movable Typeのプラグイン開発等のドキュメント「Movable Type Developer's Guide Volume 1」も販売しています。
ご自分でプラグインを作ってみたい方に、ぜひお勧めしたい一冊です。
詳細は特設ページをご覧ください。

ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍します。
すると、「RelatedEntries」というフォルダができますので、そのフォルダごと、MTのplutinsディレクトリにアップロードします(pluginsディレクトリの中にRelatedEntriesディレクトリができるようにします)。

3.初期設定

アップロードが出来たら、初期設定を行います。
設定は個々のBlogで行います。

Blogのメニューで「環境設定」の中の「設定」をクリックし、そのページの「プラグイン」タブをクリックします。
すると、プラグイン一覧の中に「Related Entries」が表示されますので、「設定を表示」のリンクをクリックして、設定を開きます。

そのBlogのエントリーから、同一MT内の他のBlogのエントリーにも関連付けをする場合は、「他ブログのエントリーも関連付ける」のチェックをオンにします。
関連付けない場合はチェックをオフのままにします。

また、関連先のエントリーを選ぶ際に、1ページに表示するエントリーの件数を指定することもできます。

チェックのオン/オフを選んだら、「変更を保存」のボタンをクリックして、設定を保存します。

↓設定画面の例
設定画面の例