iモードが10倍高速に

ドコモのFOMAで通信する場合、現状では通信速度は384KBPSです。
ところが、今年の夏ごろに、FOMAを高速化する「HSDPA」(High-Speed Downlink Packet Access)という規格が導入されるそうです。
HSDPA対応端末を使うと、3.6MBPSでの通信ができるようになり、これまでの約10倍の速度になります。

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HSPDA対応の端末を用意し、FOMAを使うように契約しておけば、特に何もしなくても利用することができます。
料金も従来のままで、パケホーダイも利用できます。

当初は東京23区内からスタートし、利用可能地域を順次拡大していくということです。
HSDPA対応端末として、NECから「N902iX HIGH-SPEED」が提供されるほか、データ通信専用のモトローラ製「M2501 HIGH-SPEED」も提供されます。

auのCDMA 1X WINだと最大2.4MBPSで、現状はFOMAの約8倍の速度があります。
実際、同じサイトに両社の携帯で接続してみると、FOMAは明らかにもたつく感じがあります。
しかし、HSDPAが出ればドコモがauを追い越すことになります。

携帯でも動画等の大容量のコンテンツを利用する機会が増えていますので、HSPDAの導入はメリットが大きいです。