日経平均株価17,000円割れ

今週は日本の株式市場は低調で、金曜日の終値では日経平均株価が17,000円台を割り込みました。
17,000円を越えたあたりで頭打ちになった感じになっています。

2006年の日経平均株価の動き

このところ円高が進んだことや、決算発表が本格化してそれを見極めたいこと、またゴールデンウィークが迫ったことなどから、模様眺めの状態になって、株価が下がりやすくなっています。
24日(月曜日)には今年最大の下げがありましたが、金曜日も一時は日経平均株価が300円を越す下げになりました。

昨年そして一昨年と、4月から5月にかけて株式市場全体が急落するパターンが起こっています。
今年は1月にライブドアショックが起こって、そのときに株価が調整したからか、昨年などに比べるとまだそれほど大きな下げにはなっていません。
しかし、ゴールデンウィークをはさんで、株価がまだ荒れる可能性はありそうです。

もっとも、この下げは安く買うチャンスではないかと思います。
大きく下がった後にはリバウンドが起こりやすく、短期間で利益を上げやすくなります。
ただ、リバウンドが起こらないこともありますので、損切りの態勢も整えておく必要があるでしょう。