出産や育児などに関する意識調査

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今日の読売新聞朝刊に、「出産や育児などに関する意識調査」の結果が掲載されていました。
日本、アメリカ、フランス、韓国、スウェーデンの5カ国で調査を行ったものです。

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結果を見ると、少子化が進んでいる日本・韓国と、そうでない残り3ヶ国では、制度的な面だけでなく、子育てに対する意識にも大きな違いがあることが分かります。

特に印象的だったのが、「3歳までは保育所を利用せず、母親が世話すべきだ」という意見に対する答えです。
日本や韓国では賛成が圧倒的に多かったのに対し、スウェーデンでは反対が圧倒的に多かったそうです。
私も、乳幼児期に母親がそばにいない状況はあまり良くないと思いますが、そのような考え方は少子化を進めることになると言えそうです。

私が子供の頃は、近所の子供と遊ぶことが多くて、親と遊んだ記憶はあまりありません。
しかし、今は少子化が進んだことや、物騒な事件が多くなったことなどから、親(特に母親)が子供と遊ぶ機会が増え、親の負担がかなり高くなっています。
となると、母親が社会に出にくくなり、収入も得られないので、ますます少子化が進む、ということにつながりやすいです。

調査の結果にもありましたが、日本では子供を作らない理由として、経済的な面をあげる人が多いです。
母親の負担を減らし、かつ母親も収入を得やすい状況を作ることが、少子化対策として重要であると言えそうです。