レンタルサーバー&独自ドメインの勧め(その2)

今日は、「レンタルサーバー&独自ドメインの勧め」の2回目として、これらを利用する手順を紹介します。

独自ドメインの取得

まず、独自ドメインを取得します。
独自ドメインの取得は、多くの業者で取り扱っています。

ドメインの種類によって料金が異なり、また業者によっても料金が異なります。
最も一般的なドメインとして「○○.com」や「○○.net」がありますが、安い業者なら、これらのドメインなら年額1,000円以内で取得することができます。
また、日本向けのドメインとして「○○.jp」がありますが、これなら4,000円前後で取ることができます。

日本国内の業者で、料金が安いところとしては、以下のようなところがあります。

レンタルサーバーの申し込み

次に、レンタルサーバーを申し込みます。
レンタルサーバーの業者もいろいろあり、機能/性能/容量/料金もさまざまです。

・ロリポップ
個人向けのレンタルサーバーとしては、「ロリポップ」が最も有名です。
初期費用3,150円、月額料金315円で、容量が200MBと手ごろです。
料金を半年払いにすると1か月分割引になります。また、月当たり+105円で容量が500MBにアップします。
機能的にも、一般の個人ユーザーが使うには十分です。
さらに、前述のムームードメインと同じ会社(paperboy&co.)が運営していて、ムームードメインでドメインを取得すれば、ロリポップの初期費用が半額になります。

・さくらインターネット
さくらインターネット」もよく使われています。
最も安いコースでは、初期費用1,000円、年額料金1,500円(月あたり125円)で、容量も300MBあります。
ただし、最も安いコースでは、「PHP」というスクリプト言語を使うことができないのがネックです。

・XREA
XREA」は、Value Domainと同じ会社が運営しています。
Value Domainでドメインを取得すると、XREAの無料レンタルサーバーを利用することができます(ただし、ホームページに広告が表示されます)。
また、年額2,400円で、広告なしのレンタルサーバーを利用することができます。有料だと容量が1GBもあります。
ただし、XREAは基本的にはパワーユーザー向けのサービスで、サポートはあまり手厚くありませんので、初心者には厳しいです。

DNSの設定

独自ドメインの取得と、レンタルサーバーの申し込みが終わったら、「DNS」(ドメインネームサーバー)を設定して、独自ドメインのアドレスを使える状態にします。
レンタルサーバー側でDNSの名前を調べ、それを独自ドメイン側に登録する、というのが基本的な流れです。
詳しい手順は、個々の業者で異なります。