レンタルサーバー&独自ドメインの勧め(その1)

Blogが普及したことで、ご自分のBlogを持つ人がかなり増えました。
ただ、多くの方は、レンタルBlogサービスをお使いではないでしょうか。
当Blogをお読みいただいている方を見ても、レンタルBlogサービスの方の割合が高いです。

ただ、レンタルBlogサービスでは何かと制限もあります。
そこでお勧めしたいのが、「レンタルサーバーと独自ドメイン」です。
今日から数回に分けて、レンタルサーバーと独自ドメインについてや、独自ドメインでBlogを運用することについて、お話していきます。

レンタルサーバーとは

Blogなどのホームページを公開するには、それを保存する「場所」が必要です。
レンタルBlogサービスの場合、その業者のコンピュータ(Webサーバー)に、Blogのデータが保存されています。

また、メールを送受信するためには、その作業を行ってくれるコンピュータ(メールサーバー)も必要です。
大半の方は、プロバイダを通してメールを送受信していると思いますが、この場合はプロバイダのメールサーバーを利用していることになります。

こういったサーバーの代わりに、Webサーバーやメールサーバーを借りて、そこにBlogなど設置したり、そのサーバーを通してメールを送受信したりすることもできます。
このような「借りるサーバー」のことを、「レンタルサーバー」と呼びます。

独自ドメインとは

レンタルBlogの場合、Blogのアドレス(URL)には、その業者のアドレスが含まれます。
例えば、Livedoor Blogをお使いの方だと、Blogのアドレスには「livedoor.jp」が含まれます。

また、プロバイダのメールアドレスを使っている場合、メールアドレスにはプロバイダのアドレスが含まれます。
例えば、プロバイダとして@niftyをお使いの方だと、メールアドレスには「nifty.com」が含まれます。

この「livedoor.jp」や「nifty.com」などのことを、「ドメイン」と呼びます。
「独自ドメイン」とは、レンタルBlogサービス等のドメインではなく、自分で取ったドメインのことです。

レンタルサーバーと独自ドメインを使うメリット

レンタルBlogサービスを使う場合、他の業者のBlogに乗り換えると、Blogのアドレスがまったく変わってしまいます。
また、プロバイダを乗り換えると、メールアドレスが変わります。
乗り換えのたびに、「引っ越しました」と知り合い等に通知を出すのは、面倒なことです。

レンタルサーバーと独自ドメインを組み合わせれば、このような問題を解決することができます。
独自ドメインを、前述のレンタルサーバーに結びつけることで、「http://www.○○○.com」といったアドレスのホームページや、「□□□@○○○.com」といったメールアドレスを使うことができます。

また、独自ドメインを取れば、仮にレンタルサーバーを乗り換えたとしても、ホームページやメールのアドレスを変えずに済ませることもできます(ただし、Blogの場合は各ページのアドレスが変わる場合もあります)。