「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
Tinker Boardの基本的な使い方(その5・i2cを使う)
Tinker Boardで、i2c接続のモジュールなどを使う方法を紹介します。
1.パッケージのインストール
まず、以下のコマンドを実行して、i2cに必要なパッケージをインストールします。
sudo apt -y install python-smbus python-dev i2c-tools
2.ユーザーの設定
次に、以下のコマンドを実行して、linaroユーザーをi2cグループに追加します。
sudo adduser linaro i2c
ここまでが終わったら、以下のコマンドを実行して、Tinker Boardを再起動します。
sudo shutdown -r now
3.i2cのピン番号
Tinker Boardでは、以下の通りi2cを2系統使うことができます。
バス番号 | SDAの 物理ピン番号 | SCLの 物理ピン番号 |
---|---|---|
1 | 3 | 5 |
4 | 27 | 28 |
4.事例
冒頭の動画のように、i2c接続の20×4のLCDを取り付けて、動作を試してみました。
Tinker BoardとLCDとは、以下のように接続しました。
LCD | Tinker Boardの 物理ピン番号 |
---|---|
VCC | 2 |
GND | 6 |
SDA | 3 |
SCL | 5 |
Osoyooのサイトで公開されていたプログラムで動作させることができました。
ただし、このプログラムは16×2のLCDのものなので、リストの最初の方の「LCD_WIDTH = 16」の「16」を「20」に書き換えました。
また、手元のLCDではi2cのアドレスが0x3fだったので、リストの最初の方の「I2C_ADDR = 0x27」の「27」を「3F」に書き換えました。