ConfigAssistantプラグインを使ってみた

@oscarさんが、「Config Assistant」というプラグインをMT5で動作するように改良して公開されました。

Config AssistantをMT5でも動作可能にしました(WolaWola)

また、Config Assistantの利用例として、Melody/Movable Type 4.3用のテーマをMovable Type 5で使うことを取り上げられていました。

Melody/MT4.3 用テーマがMT5で使えます(WolaWola)

面白そうな話題だったので、こちらでも動作を試してみました。

Config Assistantプラグインは、Movable Type 4.3/Melodyに、テンプレートセット毎の独自の設定画面を簡単に追加できるようにするプラグインです。
最近のMovable Type 4.3/Melody用のテンプレートセットでは、Config Assistantを活用したものが増えています。

Config AssistantがMovable Type 5でも利用可能になれば、これらのテンプレートセットをMovable Type 5のテーマとして利用できるようになります。
Movable Type 5ではテーマがまだあまり配布されていないので、Config Assistantプラグインによるメリットは大きいです。

試しに、Mike Thomsen氏が作られた「Pixeled」というテンプレートセットを、Movable Type 5で使ってみました。
このテンプレートセットもConfig Assistantプラグインの機能を使っていて、テンプレートセット独自の設定画面があります。

Pixeledテンプレートセットの設定画面

テーマを適用してみたところ、ローカライズに対応していなかったので、テンプレート名が正しく日本語化されない部分が出て、再構築でエラーが出る場面がありましたが、テンプレート名を置換して修正しました。
また、「wordpress-style-tag-cloud」というプラグインを使うようになっていましたが、このプラグインの中にMT5ではエラーになるコードが一部含まれていました。
それらをMT5で動作するように書き換えました。
ここまで行ったところ、正しく再構築できるようになりました。

Pixeledテンプレートセットで再構築した例

このように、Config Assistantプラグインによって、海外製のMovable Type 4.3/Melody用テンプレートセットをMovable Type 5に移植しやすくなります。
暇を見て、テンプレートセットの移植をやってみたいと思います。