メールフォームプラグインV2.0・その1(概要とインストール)

当BlogではMovable Typeのプラグインを配布していますが、その中でメールフォームプラグインはダントツにダウンロード件数が多いです。
この記事を書いた時点で、6,000件弱ものダウンロードをいただいています。

このメールフォームプラグインをバージョンアップして、V2.0として公開します。
そこで、今日から数日に分けて、このプラグインの使い方を順次解説していきます。
今日は、概要とインストールを解説します。

1.強化点

今回のバージョンでは、これまでに比べて、以下のようにより使いやすくしました。
サンプルのテンプレートを使うのであれば、ものの5分もあれば、メールフォームを使えるようになります。

1-1.設定を管理画面で

メールフォームの各種の設定を、MTの管理画面上で行うことができるようにしました。

サンプルテンプレートを簡単にインストール

1-2.サンプルテンプレートを簡単にインストール

サンプルのメールフォームテンプレートを、MTの管理画面上で一括して簡単にインストールすることができます。
サンプルテンプレートは、Movable Typeの標準テンプレートセットに合わせたものと、小粋空間テンプレートに合わせたものをご用意しています。

メールフォームの設定

2.従来のバージョンからの変更

今回のバージョンでは、プラグインの構造を見直しました。
これまでのメールフォームプラグインとは、テンプレートの構造やテンプレートタグの動作が異なります。

そのため、申し訳ありませんが、これまでのメールフォームプラグインから単純にバージョンアップすることはできません。
バージョンアップする場合は、テンプレートの書き換え等が必要になります。

3.対応するMTのバージョン

今回のバージョンは、Movable Type 4.0以降に対応しています。
特に、Movable Type 4.1およびMTOSで使うのに適しています。

申し訳ありませんが、Movable Type 3.x以下のバージョンには対応していません。

4.ライセンス

今回のバージョンから、以下の通りライセンスを設定します。

4-1.商用ライセンスのMTと組み合わせる場合

商用ライセンスのMTと組み合わせる場合は、有償とさせていただきます。
料金は、導入先のサーバー1件につき1,000円とします。
お振込み方法等の詳細につきましては、メールフォームからお問い合わせいただきますようお願いします。
また、サンプルのメールフォームには当プラグインのクレジットが入っていますが、商用ライセンスでご利用の場合は、クレジット部分は削除していただいて構いません。

なお、アカデミックライセンスと組み合わせる場合は、無償とさせていただきます。

4-2.個人無償ライセンスのMTと組み合わせる場合

個人無償ライセンスと組み合わせる場合は、無償でご利用いただくことができます。
ただし、以下に従ってご利用いただきますようお願いします。

  • 改変・再配布は自由に行っていただいてかまいません。
    ただし、ソースコード中のクレジットは残しておいてください。
  • メールフォームの中に以下のタグを入れて、クレジットが表示されるようにしてください。
    <p><a href="http://www.h-fj.com/blog/mtplgdoc/mailformv2.php">Powered by メールフォームプラグイン V2.0</a><br />Copyright &copy; by <a href="http://www.h-fj.com/blog/">H.Fujimoto</a></p>
    
  • 無料でご利用いただくことができます。
    ただし、プラグインの開発やサポートのご支援のために、ドネーションをご検討いただければ幸いです。
  • メールフォームからクレジット表記を削除したい場合は、ドネーションをお願いします(額は問いません)。
  • 当プラグインは無保証で提供します。

4-3.MTOSと組み合わせる場合

  • GPLv2に従います。
  • メールフォームからクレジット表記を削除していただいても構いませんが、なるべく残しておいていただけるとありがたいです。
  • 無料でご利用いただくことができます。
    ただし、プラグインの開発やサポートのご支援のために、ドネーションをご検討いただければ幸いです。

5.インストール

プラグインのファイルは、以下からダウンロードすることができます。

MailForm_2_10b.zip

ダウンロードしたファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリに丸ごとアップロードします。
そして、「plugins」→「MailForm」ディレクトリにある「mt-mail-form.cgi」のパーミッションを705等に変更して、実行可能にします。

インストール後にはじめてMovable Typeにログインする際には、データベースのアップグレードのメッセージが表示されます。
画面の指示に従って、データベースのアップグレードを行います。

↓データベースのアップグレードのメッセージ
データベースのアップグレードのメッセージ

なお、インストールしただけでは、まだメールフォームを使うことはできません。
サンプルテンプレートのインストールや、メールフォームの設定などの作業が必要です。
これらについては、明日以降に順次解説します。