動きが荒い株式市場

今日の日本の株式市場は大きく値下がりしました。
日経平均株価の終値は16,012.83円で16,000円台をかろうじてキープしましたが、ザラ場中はほぼ16,000円を割り込んだ状態で推移していました。

↓2007年4月以降の日経平均株価の動き
2007年4月以降の日経平均株価の動き

サブプライムローンの問題の影響で、日経平均株価は一時15,200円台まで下落しました。
しかし、その後は下げすぎ感もあって、16,000円台を回復するまで上昇しました。

ただ、サブプライムローンの問題は解決したわけではなく、まだまだ大きな不安要因として残っています。
むしろ、これからさらに問題が噴出するという見方が多いです。

また、安部内閣が改造されましたが、かつての派閥均衡的な人選になり、失望感がありました。
そのため、外国人投資家が日本株を買うのを控え、これも株価の戻りを抑える要因の1つになっていました。

そのような中で、昨日のアメリカの株式市場で、ニューヨークダウが280ドル安するなど大幅に下落しました。
日本の株式市場もその影響を受けて大きな下落になりました。

先日のような大幅な株価下落があると、しばらくの間は株価が激しく上下しやすくなりやすい傾向があります。
株価の動きが落ち着くには、まだしばらく時間がかかりそうです。