架空請求にご注意

一昨日、「東京第一財務局」から葉書が送られてきました。
文章を読んでみると、ありがちな架空請求のようでしたので、早速ネットで検索してみたところ、同様の架空請求の情報が多数ヒットしました。

Yahooで「東京第一財務局」を検索

メールでの架空請求はこれまでにも来たことがありましたが、葉書での架空請求は今回が初めてです。

「東京第一財務局」を名乗る不正請求は、最近多くなっているそうです。
滋賀県の消費生活センターのサイトでは、6月15日付けで、注意喚起の情報と、葉書の文面が掲載されています。
また、群馬県の消費生活センターによると、6月4日からこの件の相談が急増しているとのことです。

ご存知だとは思いますが、このような架空請求を受けた場合は、無視するのが一番です。
相手に電話したり、お金を払ったりすることは、絶対に行ってはなりません。

ネットで同様の事例を検索するのも良いでしょう。
また、新手のものでネットで事例が見つからない場合は、お近くの消費生活センターに連絡するようにしてください。

ただし、架空請求の中には、「督促手続」や「少額訴訟」を利用した悪質なものもあります。
裁判所から書類が届いた場合、これらを悪用した詐欺であることがありますので、消費生活センター等で相談する必要があります。
また、この場合は無視すると請求が通ってしまう恐れがあります。
なお、裁判所の書類を偽装している場合もありますので、その点も注意することが必要です。

法務省のサイトに、架空請求について情報がありますので、そちらも見ておくと良いでしょう。