再構築LEDバーの作り方(その4・接続編)

再構築LEDバーの作り方の最後として、接続の手順を解説します。

1.電源の準備

まず、電源を準備します。

1-1.ACアダプタを使う場合

ACアダプタから電源を取る場合、以下のように接続します。

  1. ACアダプタに変換コネクタを差し込みます。
  2. コネクタ先端の+/-のネジを緩めます。
  3. +/-それぞれに、ジャンプワイヤを2本ずつ差し込みます。
    ジャンプワイヤの色は自由ですが、+は赤、-は黒にしておくと良いでしょう。
  4. ネジを締めて、ジャンプワイヤが抜けないようにします。

ACアダプタにジャンプワイヤを接続した

1-2.スイッチング電源を使う場合

スイッチング電源を使う場合、まず電源をコンセントに刺せるようにします。
一般的な延長ケーブルから、電気機器を接続する側(メス側)のコネクタを切り落とし、2本それぞれの線の先端の被覆を1cm程度剥いて電線を出します。
そして、スイッチング電源の「L」と「N」の端子のネジをいったんはずし、電線を半円状にしてネジ穴に沿わせて、ネジを止めます。

スイッチング電源に電源ケーブルを接続した

次に、スイッチング電源の「V+」と「V-」の端子に、ジャンプワイヤを取り付けます。
いったんネジを緩め、ジャンプワイヤを差し込んで、ネジを締めなおします。
V+/V-が1系統しかない電源であれば、V+/V-それぞれにジャンプワイヤを2本ずつ取り付けます。
一方、V+/V-が2系統以上ある電源なら、1系統目と2系統目のV+/V-にジャンプワイヤを1本ずつ取り付けます。
なお、ジャンプワイヤの色は自由ですが、V+は赤、V-は黒にしておくと良いでしょう。

スイッチング電源にジャンプワイヤを接続した

2.電源/ESPr Developer/LEDテープの接続

次に、電源/ESPr Developer/LEDテープの間を、ジャンプワイヤで接続します。
ESPr Developerをブレッドボードに差し込んだ後、以下の図のように接続します。

電源/ESPr Developer/LEDテープの接続

LEDテープにジャンプワイヤを接続する際には、両端のコネクタのうち、穴が開いている側のコネクタにジャンプワイヤを差し込みます。
5Vに電源の+の線、GNDに電源のマイナスの線、そしてDINにESPr DeveloperのIO5ピンからの線を差し込みます。

接続が終わったところ

3.動作確認

接続が終わったら、ACアダプタ(またはスイッチング電源)をコンセントに差し込んで、ESPr Developerを起動します。
ESPr DeveloperのLEDが点灯してから、15秒程度待つと、WiFiと接続されて準備完了になります。
この後、Movable Typeで再構築を行えば、その進行状況に応じてLEDが点灯します。