拙著「WordPress Web開発逆引きレシピ」が発売されました。
WordPressの様々なカスタマイズについて、逆引きの形式で取り上げています。
PHP 7.0での動作確認も行っています。
再構築LEDバーの作り方(その2・環境構築編)
昨日の続きで、再構築LEDバーの作り方を解説します。
今回は、マイコンにプログラムを書き込む環境を作る手順を解説します。
1.Arduino IDEのインストール
プログラムのコンパイルや書き込みは、Arduinoの開発環境であるArduino IDEで行います。
Arduino IDEは、以下のページからダウンロードします。
IDEには、Webブラウザ上で使える「Arduino Web Editor」と、WindowsやMacにインストールする「Arduino IDE」があります。
これらのうち、インストール型のArduino IDEを使います。
お使いのOSに合ったバージョンをダウンロードし、インストールします。
2.Arduino IDEでESPr Developerの開発を行えるようにする
Arduino IDEは、本来はArduinoのプログラムを開発するツールです。
ただ、Arduino以外の各種のマイコンの開発も行える仕組みがあり、ESPr Developerのプログラムの開発に使うこともできます。
Arduino IDEでESPr Developerの開発を行えるようにする手順は、スイッチサイエンスの以下のページをご参照ください。
ESP-WROOM-02開発ボードをArduino IDEで開発する方法
3.FastLEDライブラリのインストール
プログラムでLEDテープをコントロールするために、Arduino IDEに「FastLED」というライブラリをインストールします。
インストールの手順は以下の通りです。
- Arduino IDEを起動します。
- 「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→「ライブラリを管理」メニューを選びます。
- 「ライブラリマネージャ」が開きます。ライブラリの一覧が更新されるまでしばらく待ちます。
- ライブラリマネージャ右上の検索欄に「FastLED」と入力します。
- FastLEDライブラリが見つかりますので、クリックして選択し、右下の「インストール」ボタンをクリックします。