再構築LEDバーの作り方(その1・部品編)

先日開催されたMTDDC 2017のLTで、「再構築の進行状況をLEDバーで表示する」というネタを披露させていただきました。
この再構築LEDバーの作り方を紹介します。
今回は、必要な部品を取り上げます。

再構築LEDバーの写真

1.LEDテープ

まず、フルカラーのLEDテープが必要です。

「WS2812B」というLEDをテープに並べたものを使います。



LTの際には、1mで60個のWS2812Bが並んだものを使いました。

その他に、長さが3mや5mのもの、また1mあたりのLED数が30個のものなどがあります。

Amazonで売っていますが、届くのに時間がかかっても良いなら、AliExpressで買う方が安いです。

2.ESPr Developer

LEDテープの制御は、WiFi機能を持ったマイコンで行います。

今回は、スイッチサイエンスの「ESPr Developer」という製品を使いました。

3.電源

マイコンとLEDに給電するために、5Vの直流電源が必要です。

LEDには1個あたり最大で60mA程度の電流が流れます。

そのため、1mに60個のLEDテープを使う場合だと、60mA×60個=3.6Aの電流を流せる電源が必要です。

5V4AのACアダプタを使えば良いです。

また、ACアダプタのコネクタから配線しやすくするために、変換アダプタも用意します。

一方、5mに300個のLEDテープを使う場合だと、60mA×300個=18Aの電流を流せる電源が必要です。

この場合だと、5V20Aのスイッチング電源を使うと良いです。

また、電源とコンセントを接続するために、一般的な延長コードを1本用意します(途中で線を切って電源に配線します)

4.ブレッドボードとジャンプワイヤ

LEDテープ/マイコン/電源の間の配線は、ブレッドボードとジャンプワイヤで行いました。

ブレッドボードは400穴のものを使いました。

また、ジャンプワイヤは両端がオスのものを5本使いました。