「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Data API Library for Xamarin(その3・Xamarinネイティブへの組み込み)
Xamarinでは、Android/iOSそれぞれのネイティブに近い形で開発することもできます。
Data API Library for Xamarinは、この形態でも利用することができます。
1.制限事項
本記事執筆時点では、Xamarin Studioでは本記事で取り上げる方法は使えません(コンパイルエラーが発生します)。
Visual Studio 2017をお使いください。
2.Newtonsoft.Jsonの組み込み
まず、対象のプロジェクトにNewtonsoft.Jsonを組み込みます。
この手順は、Xamarin.FormsでPCLプロジェクトにNewtonsoft.Jsonを組み込む場合と同じです。
3.DataAPI.csの組み込み
次に、対象のプロジェクトに、ライブラリのDataAPI.csを組み込みます。
この手順は、Xamarin.FormsでPCLプロジェクトにDataAPI.csを組み込む場合と同じです。
4.HTTPHandler.csの組み込み
次に、対象のプロジェクトに、ライブラリのHTTPHandler.csを組み込みます。
この手順は、Xamarin.FormsでPCLプロジェクトにHTTPHandler.csを組み込む場合と同じです。
5.System.Net.Httpへの参照の追加
AndroidまたはiOSのプロジェクトの場合、System.Net.Httpへの参照を追加します。
この手順は、Xamarin.FormsでSystem.Net.Httpへの参照を追加する場合と同じです。
6.条件付きコンパイルシンボルの定義
最後に、「条件付きコンパイルシンボル」を定義します。
手順は以下の通りです。
- 「プロジェクト」→「プロパティ」メニューを選びます。
- プロジェクトのプロパティの画面が開きます。
- 左端の項目名一覧で「ビルド」をクリックします。
- 「条件付きコンパイルシンボル」の欄に、以下の表の値を入力します。
すでに何らかの値を入力している場合は、その後に「;」で区切って入力します。
対象のプラットフォーム | 条件付きコンパイルシンボル |
---|---|
Android | MTDAPI_ANDROID |
iOS | MTDAPI_IOS |
UWP | MTDAPI_WINDOWS |