「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Lチカをやってみる(Arduino編・その2)
昨日の続きで、ArduinoでLチカを行う手順を解説します。
今日は、プログラムを作成してArduinoに転送し、実行する手順を取り上げます。
1.プログラムの作成
プログラムはArduino IDEを使って入力します。
Arduino IDEを起動すると、プログラムを入力できる状態になりますので、以下のプログラムを入力します。
void setup() { pinMode(10, OUTPUT); // 10番ピン(LEDのアノードに接続したピン)を出力に設定 } void loop() { digitalWrite(10, HIGH); // 10番ピンの電圧をHIGHにして電流を流す(LEDを点灯する) delay(1000); // 1秒間停止する digitalWrite(10, LOW); // 10番ピンの電圧をKIWにして電流を止める(LEDを消灯する) delay(1000); // 1秒間停止する }
Arduinoでは、「setup」と「loop」の2つの関数を使って、制御を行います。
setupには、Arduinoの起動時に一度だけ実行する処理を書きます。
一方のloopには、起動後に繰り返し行う処理を書きます。
Lチカを行う場合だと、setupの段階で10番ピンのモードを出力に設定します。
そして、loopで10番ピンの電圧を1秒間隔でHIGH/LOWに交互に切り替え、LEDを点滅させます。
2.プログラムの書き込み
次に、ArduinoをUSBケーブルでパソコンに接続し、プログラムを書き込みます。
まず、Arduino IDEの「ツール」→「シリアルポート」のメニューで、シリアルポートを選びます。
USBでArduinoを接続すると「COM3」や「COM5」などのシリアルポートが追加されますので、そのシリアルポートを指定します。
次に、Arduino IDEので、メニューの下にある5つのアイコンの中から、左から2番目のボタン(マイコンボードに書き込む)をクリックします。
すると、プログラムのコンパイルが始まり、しばらくすると書き込みが行われます。
書き込みが終わると、プログラムが実行されます。
LEDが正しく点滅すればOKです。
点滅しない場合は、ArduinoとLEDとの接続を確認します。
一度プログラムを書き込めば、それ以後はArduinoを電源に接続すれば、プログラムを再度実行することができます。