「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
記事/ウェブページ/カテゴリ/フォルダごとに権限を設定するプラグインβ1(その1・概要とライセンス)
Movable Typeで、記事/ウェブページ/カテゴリ/フォルダごとに権限を設定するプラグインを作りました。
そのβ1を公開します。
今日はその概要とライセンスについて述べます。
1.概要
Movable Typeには権限の仕組みがあり、ユーザー(のロール)ごとに、可能な操作を制限することができます。
ただ、権限はブログ(またはウェブサイト)の単位で設定するようになっています。
1つのブログ(ウェブサイト)の中で、記事やウェブページごとに権限を分ける機能はありません。
そのため、権限を分けるためだけに、ブログやウェブサイトを分割しなければならない場面が出てきます。
しかし、ブログやウェブサイトを分割すると、再構築の設定が複雑になり、運用が難しくなるという難点があります。
今回公開するプラグインでは、記事/ウェブページごとに、ユーザー(のロール)に合わせて、編集を許可するかどうかの権限を設定することができます。
また、カテゴリ/フォルダごとに、ユーザー(のロール)に合わせて、以下の権限を設定することができます。
- カテゴリ(フォルダ)への記事(ウェブページ)の投稿
- カテゴリ(フォルダ)の編集
- カテゴリ(フォルダ)へのサブカテゴリ(サブフォルダ)の追加
例えば、営業部と開発部で1つのブログを共用し、営業部のロールを持つユーザーは、「営業部」配下のカテゴリだけに記事を投稿できるようにする、といったことができます。
2.インストール
プラグインは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」のフォルダができます。
このフォルダをMovable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
アップロード後、はじめてMovable Typeにログインする際には、データベースのアップグレードのメッセージが表示されます。
画面の指示に従ってアップグレードを行います。
3.ライセンス
β期間中は無料でお試しいただくことができます。
正式版は以下のライセンスとさせていただきます。
3-1.個人無償版/開発版ライセンスのMovable Typeと組み合わせる場合
無料でご利用いただくことができます。
3-2.商用版ライセンス/クラウド版/AWS版と組み合わせる場合
導入先のMovable Type1件につき、1ライセンス(有償)とさせていただきます。
ライセンス料は、累積購入件数に応じて以下の通りとします。
累積購入件数 | ライセンス料 |
---|---|
1件目 | 10,000円 |
2~5件目 | 7,000円 |
6件目以降 | 4,000円 |