大納会

今日(2015年12月30日)は、大納会(日本の株式市場の年内最終取引日)でした。
終値は19,033.71円でした。

2015年の日経平均株価の動き

今年の前半は、株価は順調に上昇しました。
日経平均株価は1月の時点では17,000円付近でしたが、6月には高値で20,952.71円をつけ、1996年8月以来およそ19年ぶりの21,000円台まであと一歩に迫りました。

その後8月までは小康状態を保ちました。
しかし、8月から9月にかけて中国の景気減速懸念から急落し、一時は17,000円を割る場面もありました。

10月から11月にかけて回復し、12月には一時2万円を回復する場面もありました。
しかし、そこから再度下落に転じ、終値では19,033.71円となりました。
年間の最安値と最高値の中間ぐらいで終わる形になりました。

2012年~2014年は、年間の高値付近で終えてきました。
しかし、今年は残念ながらそうはなりませんでした。

もっとも、日本の株式市場は秋から春にかけて上がりやすい傾向があります。
現在も、8月から9月にかけていったん大きく下がった後、10月から11月は上昇しました。
現在は調整局面で、これから春に向けて上がる流れを予想しています。

ただ、前回の上昇局面は、2003年4月~2007年7月の約4年3か月でした。
一方、今回の上昇局面は、2012年6月頃から始まっていて、現在で3年半ほど経過しています。
今の株価水準が高いことや、中国の景気減速などを考えると、来年春以降はそうそうは上がらない展開になりそうだと感じています。