「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
アルファサード株式会社様がMTOSのメンテナンスを継続
Movable Typeのサードパーティーの1つであるアルファサード株式会社様が、MTOS(Movable Type Open Source)のメンテナンスと、PowerCMSのサポートを行う正社員を募集しています。
MTOSメンテナー/PowerCMSサポートエンジニア(兼務-正社員)の募集について(PowerCMSブログ)
MTOS(Movable Type Open Source)は、Movable Type 4.1とともに提供が始まりました。
しかし、Movable Type 6.0へのバージョンアップとともに提供が終了しました。
Movable Type 5.2ベースのMTOSは、2014年9月でサポートが終了しました。
2015年9月30日までは、セキュリティ上の深刻な不具合は修正されますが、それ以外の修正は行われません。
また、2015年9月30日以降は、一切のサポートがなくなります。
ただ、これまでにMTOSを導入して構築された案件も多数あります。
今後、そういった案件に対して、サポートがなくなるのは問題です。
そこで、アルファサード株式会社様が、MTOSへのサポートをビジネスの1つにすることを検討されたようです。
また、単なるサポートとしてだけでなく、以下のようなことも、募集の背景として挙げられています。
- Movable Type / PowerCMS の開発者、Web制作者の裾野を広げる
- より実験的な Movable Type、例えばコメントやトラックバックを切り離した小さなMovable Type、あるいはスクリーンリーダーで管理画面が扱えるアクセシブルな Movable Type といった実験的、派生的なプロジェクトの推進
- Movable Type / PowerCMS エンジニアの育成
- Webサービスのエンジンなどに利用可能なオープンソースのテンプレートエンジン、ORマッパとしての利用促進
- MTOS メンテナンスの過程で得られた成果・知見の本体へのフィードバック、還元
「業務の比率はサポートの状況に左右されます。」とのことで、募集した社員はMTOS専従になるわけではありません。
また、「その時の方針によりMTOSのメンテナンスを当社で継続しなくなる場合があります。」とも書かれています。
しかし、MTOSのサポートが一切なくなるよりは、一歩前進と言えると思います。