株価急騰

昨日(2014年10月31日)、東京市場では株価が急騰しました。
日経平均株価は前日比で755.56円も上がって16,000円台を回復し、終値は16,413.76円でした。
日経平均株価が16,400円台を付けたのは、2007年11月以来およそ7年ぶりです。

昨日、日銀の金融政策決定会合が開催されました。
その後に、金融緩和を拡大するとの発表がなされました。

この金融緩和は予想されていなかったことで、ポジティブサプライズとなって、発表後に株価が急騰しました。
発表前は前日比で+100円程度でしたが、発表後には一時+800円を超える上昇を見せました。

また、金融緩和を受けて円安も進み、昨日は1ドル=112円台に乗せました。
2008年1月以来およそ6年9か月ぶりの112円台です。

昨年の4月4日に日銀の異次元金融緩和が始まった時には、サプライズでその後しばらく株価が大きく上がりました。
今回のサプライズも、株価上昇のきっかけになる可能性があります。

ただ、10月17日に日経平均株価が14,500円台まで下落して以来、わずか2週間で10%を超える値上がりになっています。
短期的には高値警戒感も出そうです。