Ajaxで部分的に動的読み込みするプラグイン(その2)

昨日の続きで、Ajaxで部分的に動的読み込みするプラグインの使い方の残りを解説します。

errmsgモディファイア

Ajaxでの読み込みが失敗したときに、エラーメッセージを表示することができます。
MTJQAjaxIncludeJSタグに「errmsg="○○○"」のようなモディファイアを指定すると、読み込みに失敗した要素に、そのエラーメッセージが表示されます。

errfuncモディファイア

Ajaxでの読み込みが失敗したときに、JavaScriptで処理をすることもできます。
それには、MTJQAjaxIncludeJSタグに「errfunc="処理するJavaScript"」のようなモディファイアを付加します。
複雑な処理を行いたい場合は、そのMTSetVarBlockタグでJavaScriptを変数に代入しておき、「errfunc="$変数名"」のようにして、そのJavaScriptを渡します。

指定したJavaScriptは関数の形で呼び出され、以下の2つのパラメータが渡されます。
これらを利用して、エラーが起こった要素とアドレスを判断することができます。

パラメータ内容
id読み込みエラーが起こった要素
url読み込みできなかったページのアドレス

例えば、以下のようにテンプレートを組むと、読み込みエラーが発生したときに、「○○に□□を読み込む際にエラーが発生しました」のようなアラートを表示することができます。
「○○」「□□」には要素名とアドレスが表示されます。

<mt:SetVarblock name="errfunc">alert(id + 'へ' + url + 'を読み込む際にエラーが発生しました');</mt:SetVarBlock>
<$mt:JQAjaxIncludeJS errfunc="$errfunc"$>