「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
イベントカレンダープラグイン(その4・イベントのカテゴリごとのクラス分け)
イベントカレンダープラグインでは、FullCalendarでイベントカレンダーを出力する際に、イベントのカテゴリに応じて、適用するクラスを変えることができます。
デモページのイベントカレンダーのように、イベントの種類に応じて、色を分けるような使い方ができます。
1.クラス用のカスタムフィールドの作成
まず、イベント管理用のブログ(またはウェブサイト)で、カテゴリごとのクラスを指定するために、以下のカス>タムフィールドを作成します。
システムオブジェクト | カテゴリ |
---|---|
名前 | イベントクラス(カテゴリ) |
種類 | テキスト/ドロップダウン/ラジオボタンのいずれか |
オプション(※) | 選択肢のクラス名をコンマで区切った文字列 |
ベースネーム | event_category_class |
※オプションは種類でドロップダウンかラジオボタンを選択した場合のみ設定
それぞれのカテゴリでクラス名を分けたい場合は、カスタムフィールドの種類をテキスト型にして、カテゴリごとにテキストでクラス名を入力すると良いです。
一方、複数のカテゴリで同じクラス名を使うことがある場合は、カスタムフィールドの種類をドロップダウン型かラジオボタン型にして、クラス名を選択肢から選べるようにすると良いです。
なお、必須にするかどうかと、テンプレートタグ名は、自由に決めていただいて構いません。
2.各カテゴリのカスタムフィールドの設定
次に、イベント管理用ブログに、イベントの種類を表すカテゴリを作ります。
そして、それぞれのカテゴリで、手順1.で作ったカスタムフィールドに、割り当てるクラス名を入力します。
また、個々のイベント(記事)で、所属させるカテゴリを設定します。
3.クラスの定義
次に、イベントの種類に応じて表示を分けるために、スタイルシートのテンプレートを編集して、クラスを定義します。
例えば、イベントの種類(カテゴリ)に応じて、「event-mt」「event-wp」「event-web」のクラスをつけるように、カテゴリのカスタムフィールドを設定したとします。
この場合、スタイルシートのテンプレートで、「event-mt」「event-wp」「event-web」の3つのクラスを作って、それぞれの書式を指定します。