Data APIでテンプレートタグの値を使うプラグイン(その1・インストールと準備作業)

Movable Type 6のData APIでは、オブジェクトの生のデータを得ることができます。
一方、テンプレートタグで加工された値は、得ることができません。

WebサイトやWebアプリケーションでData APIを使う場合、テンプレートタグで加工された値が欲しい場面もあります。
そこで、Data APIで得られた個々のオブジェクトに対して、テンプレートを再構築して、その結果も合わせて出力するプラグインを作りました。
今日は、インストールと準備作業について解説します。

1.インストール

プラグインは以下からダウンロードします。

DataAPIUseRebuildResult_1_00.zip

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。

2.テンプレートを判別するためのカスタムフィールドの作成

Data APIで再構築するテンプレートかどうかを判断するために、テンプレートの保存先のブログ(またはウェブサイト)に、以下のカスタムフィールドを作成します。
テンプレートの保存先のブログ(またはウェブサイト)は、通常は読み込むオブジェクトがあるブログ(またはウェブサイト)にします。

システムオブジェクトテンプレート
名前DataAPI再構築
種類チェックボックス
必須?チェックをオフにする
規定値チェックをオフにする
ベースネームdata_api_rebuild_template

なお、説明とテンプレートタグは、自由に決めていただいて構いません。