乱高下続く

先週も株式市場は乱高下が続きました。
日経平均株価は13,000円を割り込んで引けました。

アメリカで、金融緩和を徐々に縮小して、引き締めに転じる可能性が出ています。
これによる不透明感から、株価が激しく揺れ動いています。

5月23日に下落が始まりましたが、その日から6月7日までの12日間で、日経平均株価の1日の安値と高値の差が500円以上あった日が6日ありました。
また、1月4日~5月22日の一日での安値と高値の差の平均は約163円ですが、5月23日以降で平均を取ると約569円になっています。
振れ幅がいかに大きくなっているかがよく分かります。

また、為替も激しく動いています。
先週末のアメリカ市場では、一時1ドル=94円台まで円高が進む場面もありました(その後は97円台まで円安に戻りました)。

週明けの10日~11日には、日銀の金融政策決定会合が開かれます。
この会合で出てくる策によって、その後の株価や為替の動きが大きく影響を受けると予想されます。
市場が落ち着くかどうか、注目したいです。