Movable Type EZに機能追加/MTOS 5.2.5

昨日(2013年5月15日)、Movable Type EZに「サーバー配信機能」が追加されました。
また、オープンソース版のMovable Type(MTOS)は、バージョンが5.2.5に上がりました。

Movable Type EZのサーバー配信機能

サーバー配信機能は、Movable Type EZで作成したサイトを、別のサーバーに配信する機能です。

1つの使い方は、ステージング環境と公開環境を分けることです。
Movable Type EZをステージング環境とし、別サーバーを公開環境にして、ステージング環境で確認してから公開することができます。

もう1つの使い方は、セキュリティを高めることです。
Movable Type EZで静的にファイルを出力し、それを公開サーバーに転送することで、Movable Type EZを外から隠してサイトを公開することができます。
また、公開サーバーでCGIやPHPを禁止して、セキュリティを高めることができます。

MTOS 5.2.5

これまでGitHub上で「Mobius」というコードネームで開発されていたブランチが、masterブランチに統合されて、「5.2.5」のタグがつけられました(その後、修正漏れの不具合があった模様で、現在は「5.2.5-1」のタグがついています)。
2月下旬の5.2.4から2か月半が経過し、不具合の修正が多数行われています。

ただし、5.2.5はパッケージとしては公開されていません。
GitHubからダウンロードする形になります。