Movable TypeのTinyMCEでルビ/傍点/縦中横を入力するプラグイン(その3)

昨日の続きで、ルビ/傍点/縦中横を入力するプラグインの使い方を紹介します。
今日は、縦書きメインの文書で、部分的に横書きのブロックを入れる方法を取り上げます。
「文章は縦書きだが、写真のキャプションは写真の下に横書きで入れたい」といったときに使います。

1.横書きブロックの入力方法

まず、通常通りに文章や写真などを入力します。
写真の下にキャプションを付ける場合だと、写真を挿入した後、Shiftキー+Enterキーで改行を挿入し、その後にキャプションを入力します。

横書きにしたい部分を入力

次に、横書きにしたい部分にカーソルを入れます。
この状態でTinyMCEのウィンドウの左下を見ると、現在カーソルがある位置の要素名が表示されます。
その左端にある「p」をクリックして、p要素全体を選択します。

横書きかする部分を選択

最後に、ツールバーの横書きブロックの挿入/削除ボタンをクリックします。

この操作を行った後でも、横書き表示では画面上での変化はありません。
しかし、縦書き表示に切り替えると、横書きに設定したブロックのみ横書きで表示されます。

縦書きの一部を横書きにできる

2.横書きブロックの解除

横書きブロックを解除するには、まず対象のブロックの中にカーソルを入れて、TinyMCEのウィンドウの左下で「div」の要素を選択します。

div要素を選択する

この状態で、ツールバーの横書きブロックの挿入/削除ボタンをクリックすると、横書きブロックが解除されます。