マザーボードの電池交換

一週間ほど前から、仕事で使っているマシンで、朝起きて電源を入れるたびに、時計が狂う現象が起こりました。
マザーボードの電池が古くなったことが原因だったので、電池を交換しました。

マザーボードには、時計の機能が内蔵されています。
パソコンをオンにしている間は、時計は電源からの電気で動きます。
一方、パソコンをオフにしている間は、時計を維持するために、マザーボード上の電池で動きます。
そのため、電池が消耗すると、電源がオフの間に時計が正しく動かなくなり、時計が狂う現象が起こります。

現在の一般的なマザーボードでは、時計等の維持のために、ボタン電池が取り付けられています。
当方が使っているマザーボードでは、CR2032が取り付けられていました。
このCR2032を新しいものと交換することで、電源をオフにしても時計が正常に動くようになりました。

ちなみに、電池はBIOS(パソコン起動時の初期化処理等を行うプログラム)の設定を保存するのにも使われています。
そのため、電池が切れると、BIOSの設定も保持できなくなります。