AnotherCustomFieldsプラグイン拡張パックベータ版公開

AnotherCustomFieldsプラグイン拡張パックのベータ版を公開します。
動作をぜひお試しください。

1.概要

ベータ版には以下のプラグインを含みます。

  • AnotherCustomFieldsプラグイン 1.20
  • ACFExtensionプラグイン 1.00(拡張パック本体)
  • ACFExtSampleプラグイン(フィールド追加用プラグイン)
  • CustomFieldsListingプラグイン 1.20
  • GoogleMapsCustomFieldsプラグイン 1.20

当方では、Movable Type 5.14とMovable Type 5.2ベータ1で動作テストを行いました。
Movable Type 5.2ベータ1では、PSGI(Starman)での動作テストも行いました。

2.プラグインのインストール

まず、以下のリンクからZipファイルをダウンロードします。

ACFExtTest.zip

Zipファイルを解凍すると、「plugins」「mt-static」「themes」の3つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
なお、テスト用にMovable Typeの環境を1つ作って、そちらにインストールするようにしてください。

プラグインのアップロード後、初めてmt.cgiにアクセスした時点で、データベースのアップグレードのメッセージが表示されます。
画面の指示に従って、アップグレードの操作を行います。

3.追加されるフィールド

プラグインのインストールが終わると、ブログ記事に以下の4つのフィールドが追加されます。

  • 色(複数選択チェックボックス)
  • サイズ(複数選択ドロップダウン)
  • 複数画像
  • 地図

Movable Type標準のカスタムフィールドと同様に、ブログ記事の編集画面で「表示オプション」を開き、各フィールドのチェックをオンにすると、フィールドが表示されます。

AnotherCustomFieldsプラグイン拡張パックで追加されたフィールド

複数画像のフィールドでは、1つのフィールドに複数の画像を割り当てることができます。
「画像を選択」のリンクをクリックして画像を追加すると、新たに「画像を選択」のリンクが追加され、2つ目の画像を選択できるようになります(以後3つ目、4つ目・・・も同様)。
また、2つ以上の画像を割り当てると、画像をドラッグアンドドロップで並べ替えることもできます。
テンプレートタグで画像を出力する際には、並べ替えた順に出力するようになっています。

4.テーマのインストール

上記のフィールドの出力をテストするために、テーマをご用意しています。
ブログの「デザイン」→「テーマ」メニューを選び、「AnotherCustomFieldsプラグイン拡張パックテスト用テーマ 1.0」テーマを適用します。

このテーマは、クラシックブログテーマのブログ記事テンプレートのみ修正したものになっています。
個々のブログ記事に、上記の4つのフィールドの値を表示するための記述を追加しています。

追加されたフィールドを出力した例