Facebookアプリ(ページ)の登録手順(2012年1月20日版・その2)

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昨日の続きで、2012年1月20日時点でのFacebookアプリの登録手順を解説します。
今日は、「Facebook上のアプリ」を作る際の登録手順を取り上げます。

1.「Facebook上のアプリ」について

Facebookアプリにはいくつかの形態があります。
その1つが、「Facebook上のアプリ」です。
Facebook上のアプリは、Facebookのサイトの上で動作しているかのように見えるアプリケーションです。

2.ドメインの設定

Facebookアプリ(およびFacebookページ)は、一般のWebページと同じく、HTMLやCSS等を組み合わせて作ります。
そのHTMLなどのファイルは、自分で管理しているWebサーバーに設置します。

そのHTML等があるドメイン(またはサブドメイン)名を、Facebookアプリの設定画面の「基本データ」部分の「アプリのドメイン」の欄に入力します。
なお、ドメイン名を入力した場合、そのサブドメインすべてが有効になります。
例えば「hoge.com」とだけ入力した場合、「www.hoge.com」や「app.hoge.com」も有効になります。

ドメインの設定

3.Facebook上のアプリとして動作させる

アプリケーションの動作形態は、アプリの設定のページの「アプリをFacebookに結合する方法を選択してください」の部分で指定します。
自分のアプリケーションをFacebook上のアプリとして動作させたい場合、「アプリをFacebookに結合する方法を選択してください」の中の「ウェブサイト」と「Facebook上のアプリ」の箇所をを設定します。

「ウェブサイト」の箇所では、ご自分のウェブサイトのアドレスを入力します。
また、「Facebook上のアプリ」の箇所では、「セキュリティで保護されたキャンバスのURL」の欄に、アプリに対応するWebページのアドレスを入力します。

なお、アプリに対応するWebページには、SSLで接続されます。
したがって、「セキュリティで保護されたキャンバスのURL」の欄には、https://~のアドレスを指定する必要があります。

また、アドレスの最後には「/」を付けます。
例えば、アプリに対応するWebページのアドレスが「https://www.hoge.com/sampleapp_a/index.php」の場合、「セキュリティで保護されたキャンバスのURL」の欄には、「https://www.hoge.com/sampleapp_a/index.php/」と入力します。

「サイトURL」と「セキュリティで保護されたキャンバスのURL」の設定

4.最低限の動作の確認

ここまでの設定が終わったら、「変更を保存」のボタンをクリックして、設定を保存します。
次に、サーバー上で「セキュリティで保護されたキャンバスのURL」に対応する場所に、HTML(またはPHPやCGI等)のファイルをアップロードします。
そして、「https://apps.facebook.com/名前空間名」のアドレスにアクセスして、アップロードしたページが表示されることを確認します。

上の設定画面で取り上げた状況だと、「https://www.hoge.com/sampleapp_a/index.php」に、アプリに対応するWebページをアップロードします。
そして、「https://apps.facebook.com/fjsampleapp_a」にアクセスして、ページが表示されることを確認します。