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自由国民社刊で、定価1,512円(税込)です。
Movable TypeとPHPをもっと仲良く
Movable Typeを使っている方の中には、PHPを忌避している方が結構多いように思います。
しかし、PHPは今やデファクトスタンダードです。
Web製作をする上で、PHPを避けて通ることはできないと言えます。
Movable Typeも、PHPと組み合わせることで、活用の幅が大きく広がります。
そこで今年は、Movable TypeとPHPをもっと仲良くさせるための取り組みを行っていこうと思います。
1.プラグインのダイナミックパブリッシング/DynamicMTMLへの対応
1つ目として、プラグインをダイナミックパブリッシングやDynamicMTMLになるべく対応させていきたいと思います。
対応が進むほど、Movable Typeで動的なサイトを作りやすくなります。
また、ダイナミックパブリッシング(およびDynamicMTML)は、PHPのテンプレートエンジンであるSmartyと、O/RマッパーのADOdb Active Recordを組み合わせた仕組みです。
このあたりの情報も調べてご提供していきたいです。
2.極力低負荷なPHP化
先日の記事で解説したように、ページ全てを動的に出力すると、ページにアクセスがあった時の負荷が高くなります。
ただ、すべてを静的に出力すると、再構築を避けて通ることができなくなってしまい、不便が生じます。
そこで、極力負荷を抑えつつ、PHPを使って静的と動的を組み合わせてページを出力するするような仕組みを考えています。
Movable Type 3.xの頃に、「AjaxとPHPによる MovableType高速&最強システム構築法」という本を出したことがあります。
その中で、PHPを活用して、静的にかなり近いパフォーマンスを出しつつ、再構築をほとんど不要にして、静的と動的を組み合わせる方法を紹介しています。
このテクニックを、もう少し分かりやすい形で実現できるようにしたいです。