「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
AnotherCustomFieldsプラグイン(多言語対応)
MTOS 5.1にカスタムフィールド風の機能を追加できるAnotherCustomFieldsプラグインで、多言語対応を行いました。
ユーザーの言語の設定に応じて、フィールドのラベル等を適切な言語で表示することができます。
1.プラグインのインストール
プラグインは以下からダウンロードすることができます。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのディレクトリにアップロードします。
2.日本語/英語に対応する際のconfig.yamlの書き方
フィールドのラベル等を日本語と英語に対応させたい場合、config.yamlファイルの「label:」等の行には、英語でラベルを書きます。
そして、config.yamlファイルの最後に、以下のような部分を追加します。
l10n_lexicon:
ja:
英語のラベル: 日本語のラベル
英語のラベル: 日本語のラベル
...
例えば、サブタイトルのフィールドを追加し、以下のように表示したいとします。
| 項目 | 日本語 | 英語 |
|---|---|---|
| ラベル | サブタイトル | Subtitle |
| ヒント | サブタイトルを入力してください。 | Input subtitle. |
この場合、config.yamlファイル(のフィールド定義の部分)と、「l10n_lexicon」の部分を、以下のように書きます。
object_types:
entry:
subtitle:
type: string
size: 255
revisioned: 1
acf:
type: text
label: Subtitle
hint: Input subtitle.
tag: EntrySubtitle
l10n_lexicon:
ja:
Subtitle: サブタイトル
Input subtitle.: サブタイトルを入力してください。
フィールドを追加した後、ユーザーの設定で言語を日本語にすると、ラベル等が日本語で表示されます。
また、ユーザーの設定を英語に変えると、ラベル等も英語になります。
3.日本語/英語以外にも対応する
Movable Typeは、日本語/英語の他に、フランス語/ドイツ語/スペイン語/オランダ語にも対応しています。
これらの言語にも対応させる場合、l10n_lexiconの部分を以下のように書きます。
l10n_lexicon:
ja:
英語のラベル: 日本語のラベル
英語のラベル: 日本語のラベル
...
fr:
英語のラベル: フランス語のラベル
英語のラベル: フランス語のラベル
...
de:
英語のラベル: ドイツ語のラベル
英語のラベル: ドイツ語のラベル
...
es:
英語のラベル: スペイン語のラベル
英語のラベル: スペイン語のラベル
...
nl:
英語のラベル: オランダ語のラベル
英語のラベル: オランダ語のラベル
...
4.CustomFieldsListingプラグインのアップデート
ラベルを多言語対応にする場合、CustomFieldsListingプラグインもアップデートしてください。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのディレクトリにアップロードします。
