「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Facebookがアプリ用のクラウドを提供(その1)
Facebookアプリを公開するには、そのためのサーバーが必要になります。
すでにレンタルサーバー等を利用しているなら良いですが、そうでないならサーバーを用意することが必要になり、やや面倒です。
また、10月1日からはSSL必須になりますので、そのための対応も必要です。
そこで、Facebookが「Heroku」と提携し、Facebookアプリ用のクラウドを提供することを始めました。
最小構成のクラウドなら、無料で使うことができます。
また、SSLにも対応しています。
今日は、Herokuの利用を始めるところまでの手順を紹介します。
Facebook and Heroku: an even easier way to get started(Facebookの開発者ブログ)
1.クラウドのプロバイダを選ぶ
アプリの管理画面に接続すると、「Cloud Services」という項目が新たに追加されています。
ここで「Get Started」のボタンをクリックします。
次に、クラウドのプロバイダを選ぶ状態になります。
本記事執筆時点では、Herokuのみ選ぶことができます。
なお、今後はHeroku以外のクラウドとも提携していくようです。
2.開発言語を選ぶ
次に、アプリの開発言語を選びます。
PHP/Node.js/Python/Rubyから選ぶことができます。
ここまでが終わると、自分のメールアドレスに、Herokuで開発を始める際の手順がメールで送られてきます。
そのメールにあるアドレスに接続して、Herokuのパスワードを決めてアカウントを作ります。
3.サンプルアプリを開く
Herokuに登録すると、アプリの設定の「Cloud Services」の箇所に、クラウドのアドレスが表示されます。
また、サンプルアプリのソースコードが自動的にインストールされた状態になっています。
Webブラウザでクラウドのアドレスに接続すると、サンプルのアプリを開くことができます。