AnotherCustomFieldsプラグインとMTAppjQueryプラグインを組み合わせる

Movable Typeの管理画面をカスタマイズする際に、tinybeans氏が作られたMTAppjQueryプラグインは非常に便利です。
このプラグインと、拙作のAnotherCustomFieldsプラグインを組み合わせると、MTOSに追加したフィールドの表示をカスタマイズすることもできるはずです。
MTAppjQueryの全機能を試したわけではありませんが、おそらく問題なく動作すると思います。
こちらで試した例を紹介します。

1.サブタイトルのフィールドを追加してタイトルの下に表示

AnotherCustomFieldsプラグインでブログ記事(とウェブページ)にフィールドを追加した場合、Movable Type標準のカスタムフィールドと同様に、記事本文の入力欄の後に、追加したフィールドが表示されます。
しかし、場合によっては、記事本文の欄より上の位置に、フィールドを表示したいこともあります。

MTAppjQueryのMTAppFieldSortを使うと、このようなことも可能になります。
例えば、「subtitle」というフィールドを追加して、サブタイトルを入力できるようにしたとします。
このサブタイトルの入力欄をタイトルのすぐ下に表示し、かつドラッグアンドドロップでの並べ替えを禁止するには、MTAppjQueryのuser.jsに以下のようなコードを書きます。

$.MTAppFieldSort({
    sort: 'title,subtitle,text'
});
$('#subtitle-field').removeClass('sort-enabled');

実際の画面は以下のようになります。

サブタイトルの入力欄をタイトル欄の下に移動

2.テキストボックスのマルチチェックボックス化

MTAppMultiCheckboxを使って、テキストボックスをマルチチェックボックス化することができます。
例えば、前述のサブタイトルのフィールドを、「Movable Type」「MTA」「MTOS」のマルチチェックボックスにするには、user.jsに以下のコードを追加します。

$.MTAppMultiCheckbox({
    basename: 'subtitle',
    label:    'Moveble Type,MTA,MTOS',
    custom:   0,
    debug:    0
});

実際の画面は以下のようになります。

テキストボックスのマルチチェックボックス化