「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
XAMPP 1.7.4でMTをインストールしやすくなった
執筆中の「Movable Type 5.1プロの現場の仕事術」の中で、XAMPPを使ったローカル環境の構築について取り上げます。
その際に、XAMPPの最新バージョン(1.7.4)だと、以前よりMovable Type 5.1をインストールしやすくなったことを見つけたので、紹介しておきます。
Movable Type 5以降では、データベースはMySQLのみサポートされています。
したがって、Movable Typeをインストールするためには、PerlにMySQLのモジュール(DBD::mysql)がインストールされていることが必要です。
しかし、XAMPP 1.7.3まででは、DBD::mysqlはインストールされていなかったので、別途インストールすることが必要でした。
一方、XAMPP 1.7.4では、XAMPPに標準で入っているPerlに、DBD::mysqlもインストールされていました。
そのため、XAMPPをインストールした後、すぐにMovable Typeをインストールすることができました。
ただし、XAMPP 1.7.4でも、画像関係のPerlのモジュール(ImageMagickなど)はインストールされていません。
サムネイル画像を出力できるようにしたい場合は、画像関係のPerlモジュールは別途インストールする必要があります。
なお、Mac OS X版のXAMPPは、正式版は1.7.3ですが、SourceForgeで1.7.4のベータ版をダウンロードすることができます。
Windows版と同様に、Mac OS X版の1.7.4ベータでも、PerlにDBD::mysqlが組み込まれていました。