「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
XAMPP 1.7.4でMTをインストールしやすくなった
執筆中の「Movable Type 5.1プロの現場の仕事術」の中で、XAMPPを使ったローカル環境の構築について取り上げます。
その際に、XAMPPの最新バージョン(1.7.4)だと、以前よりMovable Type 5.1をインストールしやすくなったことを見つけたので、紹介しておきます。
Movable Type 5以降では、データベースはMySQLのみサポートされています。
したがって、Movable Typeをインストールするためには、PerlにMySQLのモジュール(DBD::mysql)がインストールされていることが必要です。
しかし、XAMPP 1.7.3まででは、DBD::mysqlはインストールされていなかったので、別途インストールすることが必要でした。
一方、XAMPP 1.7.4では、XAMPPに標準で入っているPerlに、DBD::mysqlもインストールされていました。
そのため、XAMPPをインストールした後、すぐにMovable Typeをインストールすることができました。
ただし、XAMPP 1.7.4でも、画像関係のPerlのモジュール(ImageMagickなど)はインストールされていません。
サムネイル画像を出力できるようにしたい場合は、画像関係のPerlモジュールは別途インストールする必要があります。
なお、Mac OS X版のXAMPPは、正式版は1.7.3ですが、SourceForgeで1.7.4のベータ版をダウンロードすることができます。
Windows版と同様に、Mac OS X版の1.7.4ベータでも、PerlにDBD::mysqlが組み込まれていました。