東日本大震災から1か月の前橋の状況

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今日(2011年4月11日)で、東日本大震災から1か月が経過しました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
また、被災された方にお見舞い申し上げます。

こちら(群馬県前橋市)でも、東日本大震災にはいろいろと影響が出ました。
現在の状況をまとめてみます。

1交通

地震後に行われた計画停電の影響で、鉄道やバスの運休がかなり生じました。
しかし現在では、ほぼ平常運転に戻っています。
JRの特急草津号が平日に運休している程度です。

2.停電

地震後の計画停電で、前橋でも停電がありました。
ただ、停電がキャンセルになった日が多かったです。

計画停電があった時には、そのことをTwitterにツイートしていてました。
Twitterのログを見ると、停電したのは3月16日/17日/18日/23日の4回でした。

3.ガソリン

地震後しばらくは、ガソリンが品薄になり、給油するのが大変な状態になりました。
しかし、この点は現在では解消しています。

4.スーパーマーケット

スーパーマーケットでは、現在も一部品薄の商品があります。

地震直後は米とパンが品薄になりましたが、それらは1週間ほどで回復してきました。
一方、単1と単2の乾電池は、今でも手に入りません。
また、納豆とペットボトルの水は手に入りにくいです。
さらに、最近になってグレープフルーツジュースが品薄になってきました。

5.放射線

福島第一原発の影響で、群馬県でも放射線量が平常値よりは増加しています。
4号機で水素爆発が起こった後に、群馬県でも1時間あたり0.5μSVを超える放射線量が観測されました。

ただ、現在は徐々に減少傾向になっています。
ここ数日は、1時間あたり0.04μSV台で落ち着いています。
この値は、過去数年の平均のおよそ2倍です。

原子力発電所事故に係る本県での放射線量等について(群馬県のサイト)

水の放射線量もかなり下がってきていて、暫定規制値よりはるかに低い値になっています。
ただ、放射線の影響を心配して、スーパーマーケットにある逆浸透膜付きの浄水器で水を汲む人が増えています。

群馬県の水道水の安全性について(群馬県のサイト)

6.群馬県産の野菜

群馬県産のホウレンソウとカキナが3月21日に出荷停止になりました。
しかし、その後は放射性物質の濃度が下がり、暫定規制値を下回る状態が続いたため、4月8日に出荷停止が解除されています。

放射性物質に係る県産農産物の安全性について(群馬県のサイト)