シックス・アパートが新体制に

昨年、米SixApart社が米VideoEgg社と合併し、SayMedia社が誕生しました。
SixApart社の子会社であったシックス・アパート株式会社は、SayMediaの子会社になるという形になっていました。

しかし昨日(2010年1月21日)、米SayMedia社がインフォコム株式会社にシックス・アパートの全株式を売却し、シックス・アパートはインフォコムの子会社になるという発表がありました。

シックス・アパート株式会社のプレスリリース
インフォコム株式会社のプレスリリース

ニュースリリースを見た限りでは、新体制のシックス・アパート株式会社は、個人向けのTypePadを除いて、旧SixApart社の大半の知的財産や商標権を承継する形になっています。
SayMedia社の傘下であるよりも、自由度が高くなったと言えると思います。

また、SayMedia社は、メディア企業を志向しています。
その中では、Movable Typeの位置づけが不安定な印象がありました。
インフォコム株式会社は総合的なソフトウェア企業であり、SayMedia社よりもシックス・アパート株式会社とのシナジー効果が高いと思います。
今回の新体制で、より安定した形になることを期待します。

さらに、シックス・アパート株式会社は米SixApartの事業を引き継ぐ形になったので、世界展開のための人員募集も発表しています。
我こそはと思う方は、応募してみてはいかがでしょうか。