Movable Type のプラグイン翻訳でシックス・アパートとmyGengoが協業

シックス・アパートが、翻訳サービスのmyGengoと協業して、Movable Typeのプラグインの翻訳で協業することを発表しました。

myGengoとシックス・アパートが、「Movable Type」のプラグイン翻訳で協業(シックス・アパートのニュースリリース)

Movable Typeはアメリカ生まれのソフトですが、世界の中では日本で突出して使われている状況です。
プラグインやテーマの開発も、日本のコミュニティが世界をリードしていると言っても過言ではないでしょう。
ただ、言語の壁があって、日本で作られたプラグインやテーマは、残念ながら海外ではあまり使われていないのが現状です。

この状況を改善するために、シックス・アパートはmyGengoと提携します。
myGengoの「ストリング」というサービスを利用して、海外のMovable Typeコミュニティの協力を得て、プラグインの言語ファイル等を翻訳するようです。

ストリングに登録して、ちょっと使ってみました。
Movable Typeの言語ファイル(L10N)をアップロードし、翻訳してくれる人を募って、各言語用の言語ファイルを作るという流れのようです。

アメリカのMOVABLE TYPE.ORGで、拙著「Movable Type 5 Webサイト製作ガイドVolume 2」の一部の英訳を読むことができます。
これも、myGengoによって英訳された文章を元に、ベルギー在住のMaarten Shenck氏が推敲したものです。
プラグインやテーマの翻訳にも、このような流れがつながっていくことを期待したいです。