MTDDC Tokyoテーマ編終了

昨日(7月31日)に、東京のマイクロソフト株式会社新宿本社にて、「MTDDC Tokyoテーマ編」が開催されました。
100名を超える方が参加され、盛況のうちに終了しました。

司会の上ノ郷谷氏によるスピーカーの紹介

Movable Type 5 成長するプラットフォーム

金子氏のセッション

最初のセッションは、シックスアパートの金子氏による「Movable Type 5 成長するプラットフォーム」でした。

まず、Movable Type 5.1で実装する予定の新機能について解説がありました。
以下の4点を強化するとのことです。

  • Listing Framework(ブログ記事等の一覧の管理画面で、表示する項目や並べ替え方法をカスタマイズできるようにするためのフレームワーク)
  • System/Website/Blog間の連携強化
    • MTIncludeタグに「parent="1"」のモディファイアを追加
    • include_blogsモディファイアとexclude_blogsモディファイアの併用を可能にする
  • カテゴリ/フォルダの並べ替え
  • IE8/Safari等への対応

Movable Type 5.1は秋にベータ版がリリースされ、正式版は来年初めごろを予定しているということです。

このほか、新しいプラグインディレクトリの紹介や、日本のMovable Type情報を海外に出していきたいといったお話もありました。
新しいプラグインディレクトリでは、作者が自分でプラグインを登録することができます。
また、テーマを登録することもできます。

テーマ機能を使って、便利にテンプレートを管理しよう

テーマ機能を使って、便利にテンプレートを管理しよう!

2番目のセッションは、森和恵氏による「テーマ機能を使って、便利にテンプレートを管理しよう」というお話でした。

サイトを製作する際に、まず仮サイトを作って、それを本番環境に移行することは、一般的だと思います。
その際に、仮サイトとして作った内容をテーマにエクスポートし、本番環境にそのテーマを適用するようにして、仮サイトから本番環境にスムーズに移行する方法が解説されました。
また、Movable TypeのテンプレートをDreamWeaverで編集したり、ページをDreamWeaverのブラウザで読み込んでCSSを修正したりなど、Movable TypeとDreamWeaverの連携についてのお話もありました。
落ち着いた語り口で、分かりやすいセッションだったと思います。

ウェブサイト/ブログを組み合わせたサイトのテーマ化

休憩を挟んで、3番目のセッションは、私が担当した「ウェブサイト/ブログを組み合わせたサイトのテーマ化」でした。

Movable Type 5ではウェブサイトの配下にブログを作る形になったので、テーマを作る際にもウェブサイトとブログの連携を考慮する必要が生じます。
その際に知っておきたい知識として、以下の3つのことをお話しました。

  • ウェブサイトの情報をブログで扱う
  • ウェブサイトとブログの間での テンプレートモジュールの共有
  • ブログIDに依存しない テーマの作成

資料はSlideShareで公開しましたので、ぜひご覧ください。

仕事に役立てるテーマ

蒲生氏のセッション

4番目のセッションは、蒲生トシヒロ(Dakiny)氏の「仕事に役立てるテーマ」でした。

テーマでできること/できないことや、テーマを配布する上で注意する点など、テーマを作る際に知っておくべき事柄を整理して解説されました。
また、テーマ作成の練習用課題として、書籍「Movable Type 5実践テクニック」で解説しているテーマの紹介もありました。
これからテーマ作りにチャレンジしようという方にとって、最適な内容だったと思います。

Web制作・開発者の方々を対象としたマイクロソフトの支援施策

5番目のセッションは、会場をご提供いただいたマイクロソフト株式会社から、金尾卓文氏による「Web制作・開発者の方々を対象としたマイクロソフトの支援施策」という内容でした。

マイクロソフトは、Web製作者に対する支援策として「Microsoft WebsiteSpark」というサービスを提供されています。
そのWebsiteSparkの紹介が行われました。
Web 開発ビジネスが主業務で、かつ従業員が25 人以下の企業であれば、WebsiteSparkのサービスを受けることができ、Web製作関係のソフトの3年間無償提供などを受けることができます。

テーマを使った手間いらずなサイト制作

荒木勇次郎氏のセッション

6番目のセッションは、小粋空間でおなじみの荒木勇次郎氏による「テーマを使った手間いらずなサイト制作」でした。

Movable Type 5のテーマ機能では、管理画面でテーマをエクスポートすることができます。
しかし、管理画面の操作だけではできないこともあり、その場合はテーマの設定ファイル(theme.yaml)を手動で書き換える必要があります。
そこで、YAMLファイルの基本的な書き方から、theme.yamlの各項目の内容や、具体的なカスタマイズ方法が解説されました。
141枚もの大長編スライドで、内容が非常に濃かったと思います。

なお、theme.yamlの詳細については、荒木氏の著書「Movable Type 5 プロフェッショナルガイド」で解説されています。
テーマをがっつりと作りたい方は、この本も読まれることをお勧めします。

ライトニングトーク

最後に、以下の方々からライトニングトークがありました。

  • 黒野明子氏(書籍「Movable Type Community Solutionで作る最新最強のコミュニティサイト 」の紹介)
  • 小山智久氏(ブログ記事とウェブページ等の差異をなくしてシンプルな構造にしたい)
  • 天野卓氏(Movable Type in the cloud)
  • 柳泰久氏(HTML5対応テーマの紹介)
  • 奥脇知宏氏(MTAppjQueryプラグインによる管理画面のカスタマイズ)
  • 柳下剛利氏(某コミュニティサイトにおける再構築チューニング)
  • 小野崎直昭氏(テーマのローカライズ)
  • 高山裕司氏(TemplateImporterプラグインの紹介)

中でも、奥脇氏のMTAppjQueryプラグインが好評だったようです。
ライトニングトークの持ち時間は1人5分でしたが、シックスアパートの高橋女史が面白いと判断したことから、奥脇氏は時間の延長が認められたほどでした。

ライトニングトーク

懇親会

MTDDC本編の終了後に、アサヒスーパードライ新宿にて懇親会が開かれました。
ビールを片手に、Movable Typeの話題はもちろんのこと、さまざまな話題で盛り上がりました。
たくさん飲めて幸せでした(笑)。

懇親会

暑い中、MTDDCに多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました。
また、今後は地方版も開催する方向で話が進んでいますので、地方版に参加したいという方は、MT Study Societyメーリングリストにぜひご参加ください。

MT Cloud Starter Kit
Movable Typeのプラグイン集「MT Cloud Starter Kit」をぜひご利用ください