zenbackを貼ってみた

6月28日の「Six Apart Media Day」で、シックス・アパートが新サービスの「zenback」を発表しました。
zenbackは、個々のブログ記事に、その記事に関連する各種の情報を表示できるようにするサービスです。

正式サービスは8月開始予定ですが、昨日に「ベータテストの準備ができた」というメールが来ました。
さっそく、当ブログの個々の記事にもzenbackを貼ってみました。

zenbackの概要

zenbackを使うと、個々のブログ記事に、以下の情報を表示することができます。
  • 自分のブログ内での関連記事
  • 他のzenbackユーザーのブログにある関連記事
  • 記事に対するTwitterでのツイート
  • 記事に対して行われたはてなブックマーク
  • アクセス元

関連記事の表示によって、ブログ内で読者が回遊したり、他のサイトから読者が流入したりすることが期待できます。
また、個々の記事に対して、Twitterにツイートするボタンと、はてなブックマークでブックマークするボタンも表示されますので、記事を広めることにも役立つことが期待できます。

なお、この記事の最後に、zenbackを貼ってあります。
具体的な表示内容は、そちらを参照してください。

JavaScriptを貼り付けるだけ

zenbackはブログパーツ的な作りになっていて、利用するにはJavaScriptのコードを貼るだけです。
テンプレートを編集できて、かつJavaScriptを入れられるブログなら、サービスを問わず利用できます。

ただし、JavaScriptを貼り付けてから、各種の情報が表示されるまでには、幾分時間がかかります(数分~1日程度)。
当ブログでも、この記事を書いた時点では、まだ十分な情報は表示されていません。
徐々に表示が増えていくと思います。

デザインのカスタマイズも可能

zenback部分のデザインは、デフォルトではzenback独自のものになっています。
一方、スタイルシートを自分で作れば、表示をカスタマイズすることもできます。

ただし、今のところはzenback内にはスタイルシートを設定する機能はありません。
ブログのテンプレート内で、zenbackのJavaScriptより後の位置に、スタイルシートをカスタマイズするための記述を追加します。

なお、zenbackが出力するHTMLの構造と、標準のスタイルシートの構造は、以下の記事で解説されています。

ブログパーツのid/class構造とcssについて