「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
今後のMTへの要望(その4・柔軟なアーカイブ/分類)
Movable Typeは元々はブログツールなので、カテゴリ別や月別に記事をアーカイブする機能があります。
しかし、CMS的に使うとなると、さまざまなアーカイブ方法を取れることが必要だと思います。
また、データを分類する方法も増やせると良いです。
柔軟なアーカイブ
現状のMovable Typeでは、アーカイブの対象はブログ記事だけです。
また、アーカイブの際の分類方法は、カテゴリ/ユーザー/日付と、カテゴリ/日付の組み合わせ、ユーザー/日付の組み合わせになっています。
しかし、Movable TypeをCMSとして使うことが多くなった今では、上記のアーカイブだけでは不足です。
例えば、タグでのブログ記事のアーカイブを出力したい場面は、結構多いと思います。
また、アイテムを大量に利用しているサイトでは、アイテムのアーカイブも必要でしょう。
例えば、写真系のサイトを作っている人だと、「月別の写真のアーカイブが欲しい」といったニーズがあると思います。
柔軟な分類
WordPressでは、カテゴリ/タグ以外の分類方法を追加する「カスタム分類」の機能があります。
この機能を使うと、カテゴリを駆使して記事を分類するのに比べると、より自然な分類を行うことができます。
現状のMovable Typeでは、内部的にはカテゴリをサブクラス化して、フォルダとして扱うようになっています。
その仕組みを延長すれば、カテゴリ系のカスタム分類のような機能を作ることは、不可能ではないはずです。
一方、今のデータベースの構造を見る限りは、タグをうまくサブクラス化することはできないと思います。
これも改善して、タグ系のカスタム分類機能も作って欲しいと思います。
アイテムの分類
ブログ記事だけでなく、アイテムも分類する機能が欲しいです。
現状ではアイテムにタグを付けることはできますが、カテゴリに分類するような機能がありません。
前述の柔軟な分類と組み合わせて、アイテムも様々な形で分類できるようになって欲しいです。
アーカイブ/分類の柔軟な組み合わせ
多様な分類に対して、多様なアーカイブを柔軟に出力できることも必要でしょう。
アーカイブ化するオブジェクトと、アーカイブのキーにする分類方法とを自由に組み合わせて、アーカイブを出力できることが理想です。