ポータブルWiFi&光ポータブル発表

昨日(5月25日)、バッファローとNTTBPが共同で、モバイルルーターの「ポータブルWiFi」を発表しました。
また、NTT東日本は、フレッツ光ユーザーにポータブルWiFi相当の機器をレンタルする「光ポータブル」サービスを発表しました。

バッファローのポータブルWiFiのニュースリリース
NTT東日本の光ポータブル等のニュースリリース

先日のモバイルルーターについての記事で述べたように、iPad等をどこでもインターネットに接続する際に、モバイルルーターは有力な選択肢です。
3G版のiPadはSIMロックされていますが、WiFi版のiPadとモバイルルーターを組み合わせれば、実質的にソフトバンク以外の3G回線でiPadを使うことができます。

ポータブルWiFi

バッファローのポータブルWiFiは、NTTドコモの3G回線にSIMロックされたモバイルルーターです。
また、インターネット側の接続手段として、3Gだけでなく、無線LAN/有線LANにも対応していて、それらの中で最適な回線を自動的に選ぶ「コグニティブ機能」があります。
家やホテルなどでは有線LANを使い、外では3G回線や公衆WiFiを使うといったことを、簡単に行うことができます。
メーカー希望小売価格は37,000円で、6月下旬から発売とのことです。

なお、ポータブルWiFiにはSIMは付属しません。
先日の記事でお知らせしたように、NTTドコモはデータ通信用にSIMのみを提供するサービスを開始しますので、そのSIMを使います。

光ポータブル

光ポータブルはNTT東日本のサービスで、ポータブルWiFi相当の機器を月額315円でレンタル提供するというものです。
バッファローの機器とは異なり、SIMロック版だけでなく、SIMフリー版も提供される予定ということです。
SIMフリー版であれば、日本通信の「b-mobile SIM U300」を使えるのではないかと思われます。

また、コグニティブ通信機能もあります。
ただし、自動切り替え可能なサービスは、フレッツ光とフレッツ・スポットに限定されるようです。

さらに、光ポータブルの提供と合わせて、フレッツ光等のフレッツユーザーに対し、フレッツ・スポットの月額料金を210円に値下げするサービスが提供されます。
しかも、6月1日~9月30日に申し込むと、工事費用2,100円も無料になります。

光ポータブルでb-mobile SIM U300が使えるなら、面白い選択肢になりそうです。