「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Movable Type 5をPerl 5.12.0で動かしてみた
去る4月12日に、Perl 5.12.0の安定版がリリースされました。
2007年12月のPerl 5.10.0リリース以来、2年4か月ぶりのバージョンアップです。
Movable TypeはPerlで動いていますので、Perl 5.12.0で動作するかどうかが気になります。
そこで、Perl 5.12.0でMovable Typeが動くかどうかを試してみました。
いくつかの機能をテストした限りでは、問題は発生しませんでした。
以下のような機能を試してみました。
- インストール
- ログイン
- ユーザーダッシュボード
- ウェブサイトのダッシュボード
- ブログのダッシュボード
- システムのダッシュボード
- システム情報
- ブログ記事の一覧
- ブログ記事の作成と保存
- カテゴリの管理(一覧表示と新規作成)
- テンプレートの編集
- ブログの再構築
- ブログの設定
- システム情報
- カテゴリの並べ替えプラグイン
システム情報のページで、Perlのバージョンが5.12.0になっていることも確認しました。
すべての機能を試してみないと、Perl 5.12.0で動くとは言い切れません。
ただ、Perl 5.10.xからPerl 5.12.0のバージョンアップでは、変更点はさほど多くはありません。
そのため、仮にPerl 5.12.0で動かない部分が出るとしても、Movable Typeを大きく修正することにはならないのではないかと思われます。