JumpBox を使ったローカル環境の作成(その5・ネットワークの設定(後半))

「JumpBoxを使ったローカル環境の作成」の第5回として、LAMPdのIPアドレスを固定する手順を解説します。

1.設定の意味

前回までの設定では、LAMPdを起動するたびに、ルーターのDHCPによってIPアドレスが決まります。
そのため、LAMPdのIPアドレスは、一定の値にはなりません。

一方、WindowsやMacからLAMPdにアクセスする際には、IPアドレスでアクセスする機会が多いです。
そのため、IPアドレスがころころ変わってしまうと、何かと都合が悪いことが出てきます。
例えば、LAMPd上のWebページをブックマークする場合、IPアドレスが変わると、ブックマークをやり直す必要が生じます。

そこで、LAMPdのIPアドレスを固定し、常に同じアドレスにアクセスできるようにします。

2.設定ページにアクセスする

まず、WebブラウザでLAMPdの設定ページにアクセスします。
設定ページのアドレスは、LAMPdのウィンドウの「Management Page」のところに表示されていて、「https://IPアドレス:3000/」のような形になっています。

Management Pageにアクセスすると、「証明書が無効」というようなメッセージが表示されます。
例えば、Firefoxだと、「接続の安全性を確認できません」というメッセージが表示されます。

このメッセージが出るのは仕様なので、気にせずアクセスを続けます。
例えば、Firefoxでは、「接続の安全性を確認できません」の画面で、「危険性を理解した上で接続するには」のリンクをクリックします。
すると、以下のような状態になりますので、「例外を追加」ボタンをクリックします。

「例外を追加」ボタンをクリックする

そして、次に表示される画面で、「証明書を取得」のボタンをクリックし、さらに「セキュリティ例外を承認」のボタンをクリックします。

セキュリティ例外を承認する

これで、設定ページが開きます。
なお、パスワードを入力するページが表示された場合は、LAMPdの初期設定時に指定したパスワードを入力します。

LAMPdの設定のページ

3.IPアドレスの設定

設定ページが開いたら、ネットワーク設定のページで、IPアドレスを設定します。

「Configuration」のところにある「Network」をクリックすると、ネットワーク設定のページが開きます。
まず、「Set network configuration manually」のラジオボタンをオンにします。
すると、IPアドレスを設定する項目が表示されますので、以下のように設定します。

設定項目設定内容
IP AddressLAMPdに割り当てるIPアドレスを入力します。
一般的なルーターでは、IPアドレスは「192.168.x.y」の形式で設定することが多いです。
「x」はルーターのIPアドレスと同じ値にします。
また、「y」は1~254の間で、ネットワーク上の他の機器と重ならないアドレスを指定します。
NetmaskルーターのIPアドレスが「192.168.x.y」の形式なら、この欄には「255.255.255.0」と入力します。
Default GatewayルーターのIPアドレスを入力します。
First DNS ServerルーターのIPアドレスを入力します。
Second DNS Servers空欄にしておきます。

LAMPdのIPアドレスの設定

設定が終わったら、「Configure Networking」のボタンをクリックします。
設定が終わってしばらくすると、LAMPdのウィンドウのIPアドレスも更新されます。
IPアドレスが更新されたら、「https://更新後のIPアドレス:3000/」にアクセスしてみて、LAMPdにログインするページが表示されることを確認します。

MT Cloud Starter Kit
Movable Typeのプラグイン集「MT Cloud Starter Kit」をぜひご利用ください