JumpBox を使ったローカル環境の作成(その4・ネットワークの設定(前半))

「JumpBoxを使ったローカル環境の作成」の第4回として、ネットワークの設定について解説します。
設定はやや長いので、2回に分けて解説します。

1.ネットワーク設定の概要

前回までの設定で、LAMPdを起動することはできる状態になっています。
ただし、今の状態ではネットワークの設定が「NAT」になっていて、Windows/MacからLAMPdのサーバーにアクセスすることができません。

現在では、パソコンをルーター経由でインターネットに接続している方が多いかと思います。
そのような環境であれば、Windows/MacとLAMPdとを仮想的に同一のネットワークに属させるようにすることで、Windows/MacからLAMPdにアクセスできるようになります。
この場合の設定を解説します。

2.LAMPdのネットワーク設定

まず、LAMPdのネットワーク設定を行います。

JumpBoxを起動し、LAMPdの設定を行う状態にして(前回記事参照)、「ネットワーク」のタブに切り替えます。
そして、「割り当て」の欄で「ブリッジアダプタ」を選びます。
また、ネットワークのポートが複数あるパソコンの場合は(例:有線LANと無線LAN)、「名前」の欄で、ルーターに接続しているポートを選びます。

LAMPd用環境のネットワークの設定

3.LAMPdの起動

ネットワークの設定が終わったら、JumpBoxのメインウィンドウに戻り、仮想マシン一覧でLAMPdを選んで、ウィンドウ左上の方にある「起動」のボタンをクリックします。

最初に、以下のような画面が表示される場合があります。
「OK」ボタンをクリックして次に進みます。
なお、この画面にあるように、LAMPdのウィンドウをアクティブにすると、マウスやキーボードの操作がLAMPdにキャプチャされる状態になります。
キャプチャを解除するには、Windowsでは右Ctrlキー、Macでは左Commandキーを押します。

ホストキーの説明

しばらくするとLAMPd環境が起動し、以下のような画面が表示されます。

LAMPdのウィンドウ

4.LAMPdの初期設定

LAMPdを初めて起動したときには、初期設定を行います。
LAMPdのウィンドウに、「Configuration Page」として設定ページのアドレスが表示されていますので、Webブラウザを起動して設定ページに接続します。
設定ページでは以下の各項目を設定して、「Configure the application」のボタンをクリックします。

設定項目設定内容
Computer name初期値の「lampd」のままで良いです。
Email address for notifications自分のメールアドレスを入力します。
Your time zone「GMT+9(Tokyo)」を選びます。
Administration account password管理用のパスワードを決めて入力します。
このパスワードは、LAMPdの設定画面にログインする時などに使います。

LAMPdの初期設定

5.初期設定の完了

しばらくすると初期設定が終わります。
また、初期設定後は、LAMPdのウィンドウに「Application Page」と「Management Page」の2つのアドレスが表示されます。
なお、次回の解説で、Management Pageを使ってLAMPdのIPアドレスを固定します。

LAMPdの初期設定が終わったところ

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