「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
CSS Nite in Ginza Vol.41参加レポート
昨日(11月19日)、アップルストア銀座にて、CSS Nite in Ginza Vol.41(CMS特集)が開催されました。
参加してきましたので、レポートをお送りします。
今回取り上げられたのは、bingo!CMS/RCMS/concrete 5の3つのCMSです。
それぞれのCMSに違いはありますが、共通していた点として、コンテンツをブロック単位で管理して、ブロックをドラッグアンドドロップでレイアウトできる、ということがが挙げられます。
特に、bingo!CMSはかなり直観的にドラッグアンドドロップでコンテンツをレイアウトすることができ、使いやすそうな印象を受けました。
また、bingo!CMSのセッションでは、bingo!CMSで実際に制作を行っている(株)コルコバード様から、bingo!CMSのメリットのお話がありました。
クライアントにプレゼンする際に、bingo!CMSだと分かりやすくてクライアントのモチベーションが上がり、結果として製作が短期間で終わるというお話で、うなづける内容でした。
CMSによって、クライアントが自らサイトを更新できる仕組みが広がりました。
ただ、Movable TypeやWordPressだと、コンテンツをクライアントが更新することはできますが、デザインやレイアウトの更新は決して簡単ではありません。
一方、bingo!CMS/RCMS/concrete 5とも、クライアント側でもレイアウトやデザインの更新をやりやすいです。
また、Movable TypeやWordPressは、性質の似た大量のコンテンツをシステマティックに扱うのには適しています。
しかし、ページごとに内容がばらばらなサイトにはあまり向いていません。
こういった「Movable TypeやWordPressに向いていないサイト」に対して、bingo!CMS/RCMS/concrete 5は向いているのではないかという印象を受けました。
Webサイトは千差万別で、いま挙げたように、Webサイトごとに最適なCMSは異なります。
1つのCMSに固執するのではなく、複数の選択肢を持っておいて、クライアントのニーズに応じた製品選択ができることが重要だと強く感じました。