上がらない株価

このところ、日本では株価が伸び悩んでいます。
今日の日経平均株価の終値は、前日比61.25円安の9,729.93円でした。

今年の3月ごろから、世界的に株価は回復傾向にあります。
アメリカのニューヨークダウは、3月9日に6,547.05ドル(終値)を付けて以来上昇に転じ、現在では10,000ドルを超える水準まで上昇しています。
2007年10月の高値(14,000ドル台)から半値以下になった後、下げ幅のほぼ半分を回復しました。

日本も世界的な株価上昇の流れに乗って、8月ごろまでは株価が順調に回復していました。
しかし、衆議院の総選挙翌日に高値で10,767.00円を付けて以来、じりじりと下落しています。

また、日経平均株価は2007年10月には18,000円台で、今年3月には7,000円割れ寸前まで下落しています。
高値から半値以下に下がった上に、回復力が弱い状況になっています。


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昨日は、7~9月期のGDPの伸びが意外に良かったという報道がありました。
また、アメリカの株価が高値を更新しています。
それにも関らず、日本の株式市場は上がらない状況です。

最近の株価下落の主な原因として、「増資」が挙げられています。
増資によって発行済み株式数が増えると、その分だけ1株あたりの価値が薄くなるため、株価が下落します。

日立日本郵船三井化学などの大企業が相次いで増資を発表しています。
また「三菱UFJフィナンシャルグループが1兆円規模の増資を行うのでは」といった観測も出ています。
さらに、GREEダイワボウホールディングスなど、個人投資家に人気のある銘柄でも、増資によって株価が崩れています。

ただ、増資だけでは、日本株が世界から出遅れていることを十分には説明できないと思います。
「日本の株式市場が、世界から見捨てられている」というような状況になっているように思えます。
増資が一巡した後に、株価の動きがどうなるかに注目したいです。

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