日本中央バス前橋・高崎~池袋・新宿・秋葉原線

日本中央バス日本中央バスは群馬のバス会社で、群馬からの長距離バス路線をいくつか運行しています。
その路線の1つに、「前橋・高崎~池袋・新宿・秋葉原線」があります。
今日は、打ち合わせで東京に行くのに、このバスを初めて利用してみました。

安い運賃がメリット

公共交通機関で前橋や高崎から東京に行くには、JRを使うことが一般的でしょう。
在来線で高崎に出て上越新幹線に乗るか、あるいは高崎で高崎線に乗り換えます。

新幹線は速いですが、特急料金が高いのがネックです。
高崎~東京間で、自由席でも2,400円かかります。
乗車券(1,890円)と合わせて、往復で8,000円以上もかかってしまいます。
また、上野か東京に行くには良いですが、新宿/渋谷/池袋方面に行くには不便です。

一方、在来線だと乗車券だけ済みます。
湘南新宿ラインの列車に乗れば、新宿/渋谷/池袋にも行きやすいです。
ただ、電車内でパソコンを使って仕事をするなら、各駅列車のグリーン車(平日料金950円)に乗るか、あるいは特急(自由席で料金1,300円)に乗らないと厳しいです。
これだと、往復すると6,000円前後かかります。

一方、日本中央バスの前橋・高崎~池袋・新宿・秋葉原線だと、群馬~東京の往復運賃は3,000円です。
しかも、回数券(4枚つづりで5,400円)を使えば、往復2,700円で済みます。
JRより圧倒的に安いので、利用してみようと思った次第です。

席に余裕があれば予約なしでも乗車可能

前橋・高崎~池袋・新宿・秋葉原線は、基本的には予約制です。
電話やインターネットで事前に席を予約しておきます。
また、代金は乗車する際に支払います。

ただ、席に余裕があれば、予約なしでも乗車することができます。
ちなみに、今日乗車したバスの乗車率は、行きの昼間の便で40%ぐらい、帰りの夜の便で70%ぐらいでした。
また、予約なしで乗車した人が半分ぐらいという感じでした。

便数と所要時間がネック

上で述べたように、バスは運賃が安いのがメリットです。
ただ、便数が少ないので(1日6往復)、タイミングが合うときでないと使えないのがネックです。

また、高速道路区間は速いですが、高速道路に乗る前後(群馬県内と東京都内)は時間がかかります。
たとえば、池袋駅~高崎駅間は高速道路区間が多いので、所要時間は1時間45分です。
これだと、JR在来線の湘南新宿ラインとほぼ互角です。
しかし、新宿~前橋駅だと、2時間45分~2時間55分かかります。
JRなら在来線でも2時間強で済みます。

テーブルが欲しい

あともう1つ良くなかった点として、座席には飲み物を置く台しかありません。
テーブルにノートパソコンをおいて仕事をしたいところでしたが、テーブルがなかったので、ひざにパソコンを置いて仕事をしました。
テーブルがないとマウスを使えないのが厳しかったです。