メールフォームプラグインV2.2β1・その3(メールフォームの基本設定)

メールフォームプラグインV2.2では、Movable Typeの管理画面上で、大半の設定を行うことができるようになっています。
今日は、サンプルのテンプレートセットを元に、メールフォームの設定を行って、基本的なメールフォームを動作させる手順を解説します。

1.設定の手順

メールフォームの設定を始めるには、対象のウェブサイトまたはブログのメニューで、「メールフォーム」→「新規」を選び、メールフォームの設定のページを開きます。

メールフォームプラグインの設定

設定項目は多数ありますが、基本的なメールフォームであれば、「基本設定」の箇所を設定すればOKです。
各項目の設定内容は以下の通りです。

設定項目設定内容
設定のタイトルメールフォームにつける名前を入力します。
1つのブログで複数のメールフォームを扱う場合、それぞれのメールフォームに別々の名前をつけます。
メールフォームの概要メールフォームの概要を入力します。
この欄は空欄でも構いません。
送信先のメールアドレスメールフォームから送信されるメールの送信先メールアドレスを指定します。
初期値として、Movable Typeにログインしているユーザーのメールアドレスが設定されます。
メールの題名メールフォームから送信されるメールの題名を指定します。
初期値として、「メールフォームからメールが送信されました」が設定されます。
メールフォームテンプレート
送信確認テンプレート
送信エラーテンプレート
メールフォーム共通部分
メール本文テンプレート
メールフォーム関連の各テンプレートの名前を選びます。

各項目の設定が終わったら、ページ末尾の「変更を保存」ボタンをクリックして、設定を保存します。

2.メールフォームテンプレートへのタグの追加

メールフォームを動作させるためには、メールフォームテンプレートに以下のようなタグを追加することが必要です。

<MTSetVar name="mail_setting" value="メールフォームの設定の名前">

メールフォームの設定を保存すると、設定のページが再度表示されます。
そして、「メールフォームテンプレート」の箇所に、「メールフォームテンプレートに、必須のMTSetVarタグを追加」というボタンが表示されます。

「メールフォームテンプレートに、必須のMTSetVarタグを追加」というボタンをクリック

このボタンをクリックすると、上記のタグを自動的に追加することができます。
追加が終わったら、「閉じる」ボタンをクリックします。

MTSetVarタグを追加したところ

3.メールフォームテンプレートの再構築

次に、メールフォームのテンプレートを再構築します。

「メールフォームテンプレート」の箇所に、「メールフォームテンプレートの再構築」のボタンがあります。
それをクリックすると、再構築が行われます。

「メールフォームテンプレートの再構築」のボタンをクリック

再構築が終わったところ

4.メールフォームの動作の確認

ここまでで、メールフォームの設定は一通り完了です。

「メールフォームテンプレート」の欄の右にある「メールフォームの表示」(メールフォームの表示)のアイコンをクリックすると、メールフォームが開きます。
メールフォームからメールを送信してみて、自分にメールが送信されることを確認します。

完成したメールフォーム

5.設定を変える

「メールフォーム」→「一覧」のメニューを選ぶと、メールフォームの設定が一覧表示されます。
その中で、設定を変えたいメールフォームの名前をクリックすると、設定のページを再度開くことができます。

メールフォームの設定の一覧